アーケードとドリームキャストの連動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 14:28 UTC 版)
「MARVEL VS. CAPCOM 2 NEW AGE OF HEROES」の記事における「アーケードとドリームキャストの連動」の解説
アーケード版はシステム基板としてNAOMIを使用しており、同時期にリリースされたドリームキャスト版とビジュアルメモリを介して連動する。 ドリームキャスト版のセーブデータはシステムデータとビジュアルメモリ用のアプリケーション"VS.COM"からなり、アーケード版はこれを認識することでドリームキャスト版で使用可能になっているキャラクターが使えるという特典が発生したり、連動プレイを繰り返すことでアーケード版自体で使用可能なキャラクターが増えたりする。 アーケード版にビジュアルメモリを挿してプレイすることにより、ドリームキャスト側では隠しキャラクターを購入するために必要なポイントの一つ"N-pts."が獲得できる。隠し要素の購入に必要なポイントはこのN-pts.の他に、ドリームキャスト版のオフラインプレイで獲得可能な"D-pts."と、ドリームキャスト版のオンラインプレイ(通信による対人戦。すでにこのサービスは終了している)で獲得可能だった"V-pts."がある。また、ドリームキャスト版のセーブデータにもレベルがあり、このレベルに応じた条件で選ばれたキャラクターを購入していくことになる。なお、キャラクターの購入はドリームキャスト版だけでなく、ビジュアルメモリ上のVS.COMからも可能。 現在、通信対戦サービスは終了しているため、V-pts.は獲得不可能である。そのため救済措置として、カプコンユーザーサポートにその旨を伝えビジュアルメモリを送ると、全キャラクターが使用可能なセーブデータを入れて返送してくれる。ただしこれはデータで上書きする形であるため、それまでにセーブされていた内容は保持されない(ビジュアルメモリを送る際の送料はユーザー負担。返送の際の送料はカプコン側が負担してくれる)。なお、現在のような救済形態になる前に、オフィシャルサイトで全キャラクターが使用可能なデータを公開していた時期がある。また、ドリームキャスト版『CAPCOM VS. SNK 2 MILLIONAIRE FIGHTING 2001』の予約特典ディスクに、全ての隠し要素が開放されたセーブデータを入手できるデータも収録されていた。 PlayStation 2版では、ポイントは通常プレイして得られるもの(P-pts.)とネットワーク対戦によって得られるもの(V-pts.)の二種類に変更され、購入画面を出入りすることで、V-pts.がなくともP-pts.のみで全てのキャラクターを集めることが可能になった(その代わり、P-pts.の使用ポイント数が高くなる)。なお、2004年8月24日に通信対戦サービスは終了している。 Xbox 360版およびPS3版およびiOS版は最初から全てのキャラクターが使用可能となっており、キャラクター解禁に必要なPtsは存在しない。
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