アーケードと歩行者天国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 07:20 UTC 版)
「大町 (仙台市)」の記事における「アーケードと歩行者天国」の解説
バラックから始まった店舗は、しだいに鉄筋コンクリート造りのビルに建てかえられ、その1、2、地階を店にあてるようになった。かつてあった路地裏の貸家はなくなり、店の奥行きが長くなった。それ以上に大町の姿を変えたのは、五丁目のアーケード設置と歩行者専用道路化である。中央通へのアーケード設置は1964年(昭和39年)で、1977年(昭和52年)に改装した。商店街として純化した旧五丁目は、視覚的にも以西との違いを明確にして、東一番丁と中央通でできるT字のアーケード街の一部になった。 元の四丁目以西では、芭蕉の辻付近の金融機関は残ったが、青葉通への集中に比べると劣るようになった。なおも商店やオフィスビルが並ぶ商業地ではあるが、仙台の中心と言えるような富強の町ではなくなっている。 2006年の人口は、一番西の大町二丁目が1106人、真ん中で面積が狭い大町一丁目が86人、その東にあって旧大町五丁目が半分を占める一番町三丁目が103人で、住宅地の大町二丁目とそれより東の商業地との違いがはっきり出ている。また、一番町三丁目の2001年度年間小売販売額783億6102万円は、仙台の中で最高であった。
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