Pseudocochliobolus lunatus(アワ縁葉枯病菌)
Pseudocochliobolus
lunatus (Nelson & Haasis) Tsuda, Ueyama & Nishihara [=Curvularia
lunata (Wakker) Boedijn]
分類:子のう菌門,小房子のう菌綱,クロイボタケ目,プレオスポラ科
日本全国に分布し,イネにせいもち病および褐色米,アワおよびソルガムの縁葉枯病,トウモロコシ葉枯病など多数の病害を引き起こす。他のイネ科植物からもしばしば分離される。分生胞子を飛散して蔓延する。子のう胞子は自然条件下では観察されない。
性状(機能):植物病原菌
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形態: 有性世代:培地上の対峙培養で形成。黒色の偽子のう殻内に長楕円形の子のう,無色,糸状,大きさ130-270×5-6.5μの子のう胞子をラセン状に巻いて形成する。 無性世代:分生子柄は明褐色。分生子は湾曲し,楕円形~紡錘形,中間細胞は褐色~暗褐色,末端細胞は淡褐色,第3細胞は膨大し,表面平滑(一部わずかに疣状),へそ沈在,大きさ18-32×9-15μ,3偽隔壁をもつ。 |
分生子(MAFF305063) |
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