アルバムのコンセプト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/30 16:29 UTC 版)
「無罪モラトリアム」の記事における「アルバムのコンセプト」の解説
アルバムタイトルには「人として真面目に生きていこうとする以上、社会に適合できないモラトリアムな瞬間はきっと誰にでもあるのだから、自分自身のためにも『それは無罪なんだ』と言いたい」という椎名林檎のメッセージが込められている。タイトルの略称は「無罪」と「モラトリアム」の頭からそれぞれを取り「MM」とされる。 「初めてのアルバムなので昔から歌っていた曲をたくさん入れたい」という椎名の意向もあって11曲の収録曲はすぐに決まり、その結果、「十代の椎名林檎の集大成」のようなアルバムになった。 制作意図としては、歌詞の世界観を表現するというよりも、たとえば音楽をやっているような、聴く人が聴けば「音楽的にはこういう人間だ」とわかるような自分の音楽的な名刺代わりというつもりで作った。自分のやり方を初めて提示するのだからわかりやすいようにあえてデフォルメし、そして自分ひとりで作ったデモとの間に差異が生まれたときは特に気を配って修正をし、音楽的に誤解されないように気をつけたという。
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