アルバムのプロダクションと特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/17 14:48 UTC 版)
「ライク・ア・プレイヤー」の記事における「アルバムのプロダクションと特徴」の解説
アルバムのプロデューサーには、前作「トゥルー・ブルー」に続いてすでにお馴染みのパトリック・レナードとステファン・ブレイである。「ライク・ア・プレイヤー」では外部からのソング・ライターを起用せず、プリンスとの共作「ラヴ・ソング」を除き全曲マドンナがパトリック・レナードとステファン・ブレイと共作した。その結果、前記にあるようにアルバムは私的で親密な作品に出来上がった。アルバムの構成と旋律により重点が置かれ、数々のヒット曲が生まれた。このアルバムでは最もポップな「チェリッシュ」は当時マドンナの一番お気に入りの曲と言われ、ハーブ・リッツのプロモーション・ビデオと共に大ヒットした。なお長年のソング・ライティング・パートナーであり、マドンナと共に1980年代数々のヒット曲を生み出したステファン・ブレイにとって、「ライク・ア・プレイヤー」はマドンナと仕事した最後のアルバムである。 また、アルバムに参加したミュージシャンには、ドナ・デロリーとニキ・ハリスがバック・ヴォーカルに再度参加した。また、歌手のマリリン・マーティンは、「チェリッシュ」にバック・ヴォーカルで参加した。サウンド的には、パトリック・レナードとステファン・ブレイによるシンセサイザーを基軸としたダンサブルなポップ・チューンが多いが、ブラス・セクションやフレンチホルンなどを大きく起用してソウルフルな作風を創り上げた。そしてコーラスには、ゴスペル界の大御所アンドレ・クラウチ聖歌隊も参加している。ギターには「ラ・イスラ・ボニータ」の共作者であるブルース・ガイチが引き継いで参加。そしてドラムにはTOTOのジェフ・ポーカロ、ベースには元ジャーニーのランディ・ジャクソンが参加している。
※この「アルバムのプロダクションと特徴」の解説は、「ライク・ア・プレイヤー」の解説の一部です。
「アルバムのプロダクションと特徴」を含む「ライク・ア・プレイヤー」の記事については、「ライク・ア・プレイヤー」の概要を参照ください。
- アルバムのプロダクションと特徴のページへのリンク