アメリカ軍の準備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/02 08:19 UTC 版)
砦の中ではゲインズ将軍が部下に抵抗を命じていた。このことで激しい雨の中でその守備位置に立っていることを強いられた兵士から不満の声が挙がったが、それは来るべき戦闘で重要であることが証明された。また大砲に充填されているものは一旦引き出して詰め替えるよう命令した。これで湿った火薬で失火しないように確認できた。 リプリー准将が第21および第23歩兵連隊とともにスネークヒルを守っていた。その頂上には大きな砲台があり、ナサニエル・タウソン大尉の指揮する6門の大砲が据えられていた。砦自体は第19歩兵連隊の2個中隊とウィリアムズ大尉とグッキン大尉の指揮する大砲3門で守られていた。砦とダグラス砲台(大砲1門)の間の壁は第9歩兵連隊、ニューヨーク州とペンシルベニア州民兵の志願兵中隊、馬を降りたニューヨーク州志願竜騎兵、大砲1門が守っていた。 砦とスネークヒルの間の長い壁にはピーター・B・ポーター准将の下に、第1および第4ライフル銃連隊の分遣隊、ペンシルベニア第5志願兵隊、スウィフトのニューヨーク民兵分遣連隊と大砲5門が配置された。また予備隊としてアメリカ第11及び第22歩兵連隊の2個中隊、アメリカ軽装竜騎兵分遣隊が指定された。
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