アメリカ軍の曳光弾
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 10:14 UTC 版)
M856 曳光弾(弾頭63.7グレイン=4.12g)は、M16A2/3/4、M4シリーズ、M249軽機関銃、およびその他の5.56x45mm NATO弾使用小火器で使用できる曳光弾で、約800mまで発光するように設計されている。弾頭は赤に塗られているが、M249のベルトリンクに4発に1発の割合で混入される場合にはオレンジに塗られる。 M16A1では、緊急時かつ90m以下の射程でしか使うことができない。これは、M16A1のライフリングが曳光弾を安定させるのに十分でないためである。 M16A2以降のライフリングは7インチ(約178mm)で1回転の割合になっており、M856 曳光弾を安定させるのに十分である(M856 曳光弾はM196 曳光弾より少しだけ長い)。 M196 曳光弾(弾頭55グレイン=3.56g)は、5.56mm NATO弾のもう一つの曳光弾で、訓練用に作られたものである。発光距離は約450m強。
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