アマチュア選手時代の実績
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 08:54 UTC 版)
「ダニエル・モレロン」の記事における「アマチュア選手時代の実績」の解説
1964年の東京オリンピック、スクラッチ(現在のスプリント。以下スプリントと表記。)種目で銅メダル。さらにスプリントでは、1968年のメキシコオリンピックでは決勝でジョルダーノ・トリニー(イタリア)を、1972年のミュンヘンオリンピックでは決勝でジョン・ニコルソン(オーストラリア)を破って金メダル獲得した。1976年のモントリオールオリンピックでは決勝でアントン・トカシュ(チェコスロバキア)に敗れて銀メダル。 またメキシコオリンピックでは、ピエール・トランタンと組んで、タンデムスプリントでも金メダルに輝いている。 世界自転車選手権アマチュア部門のスプリント種目では、1966、1967、1969、1970、1971、1973、1975年と計7回優勝。また、1966年にはトランタンと組んで同大会のタンデムスプリントでも優勝を果たしたが、同大会同種目の初代王者である。 他にもグランプリ・ド・パリなど多数のタイトルを獲得。1977年に現役を引退。翌年より、フランスナショナルチームのコーチに就任する。 ところでモレロンはオリンピック開催年である、1968年・1972年の世界自転車選手権に参加しておらず、世界選に参加した年だけを見てみると都合6連覇。そしてオリンピックを含めると世界大会では何と8年連続優勝を果たした。 この記録は中野浩一の世界選手権プロ・スプリント10連覇に匹敵するものであり、後にモレロン対中野という、「夢の対決」が実現することになる。
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