アマチュア無線における無線LAN
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 14:18 UTC 版)
「無線LAN」の記事における「アマチュア無線における無線LAN」の解説
2009年(平成21年)5月、アマチュア無線局JF1DQIが5.6GHz帯、10.1GHz帯、24GHz帯においてIEEE 802.11b/g方式の無線LANをアマチュア業務として運用できる無線局免許状を与えられた。設備は一般的に市販されているUSB無線LANアダプタで外部アンテナ端子がある機種(2000円以下)を用い、そのアンテナ端子にトランスバーター(周波数変換を行う機器)を接続し5.6GHz帯、10.1GHz帯、24GHz帯での運用を可能にしている。 アマチュア無線では、暗語の使用や秘匿性のある無線設備は認められていないため、暗号化技術であるWEP・WPAの設定などをせず、無線局を運用することが条件として求められた。アマチュア無線で使用できる周波数帯には2.4GHz帯もあるが、この周波数帯での運用は、一般的に使用されている「無線LANとの誤接続の可能性がある」として許可されなかった。マイクロ波における遠距離および高速データ通信の実験を目指している。この局以外にも、首都圏で数局が無線局免許状の申請を準備している。
※この「アマチュア無線における無線LAN」の解説は、「無線LAN」の解説の一部です。
「アマチュア無線における無線LAN」を含む「無線LAN」の記事については、「無線LAN」の概要を参照ください。
- アマチュア無線における無線LANのページへのリンク