アマチュア無線局の運用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/14 00:21 UTC 版)
「キングマン・リーフ」の記事における「アマチュア無線局の運用」の解説
1940年代初頭以降、キングマン・リーフには人の手がほとんど入っていなかったが、世界中のアマチュア無線家がこの環礁を訪れ、「DXペディション」と呼ばれる無線局の運用を行うことがあった。1974年、KP6KRというコールサインを持つアマチュア無線家のグループがこの環礁へ航海し、臨時の無線局とアンテナを設置した。その後、1977年、1980年、1981年、1988年、1993年と、次々とグループが環礁を訪れた。 最近では、2000年10月に「パルミラDXグループ」のアマチュア無線家15人が環礁を訪れた。彼らはK5Kというコールサインを使い、10日間で世界中のアマチュア無線家と8万回以上の交信を行った。 1945年11月15日から2016年3月28日までの間、キングマン・リーフはDX Century Club(DXCC)などのアワードを獲得するための交信の対象となる独立した「エンティティ」とみなされていた。2016年1月にパルミラのK5P DXペディションに参加したアマチュア無線家が撮影した映像では、キングマン・リーフがほとんど水浸しになっているように見え、将来的にキングマン・リーフでの無線局運用が可能かどうか疑問視された。 2016年3月28日、ARRLのDXCC事務局は、2016年3月29日よりキングマン・リーフを現行のエンティティの一覧から削除し、島が近接していることや魚類野生生物局による島の共通管理を理由に、キングマン・リーフをパルミラ環礁およびジャーヴィス島と同一のエンティティとみなすと発表した。
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