アマチュア無線機器関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 02:07 UTC 版)
「科学教材社」の記事における「アマチュア無線機器関連」の解説
アマチュア無線機器関連は短波受信機として、真空管の再生方式の「0-V-2」などを販売していたがSSBという搬送波のない電波を受信するためには検波の再生レベルを発振しないぎりぎりまで上げる必要があり、再生レベルが一定値を超えると容易に「ギャー」という大きな音で発振音がするという、周波数変換方式のスーパーヘテロダインに比べると真空管を2-4個使うわりには簡易な回路であった。後に検波方式に超再生という発振音を防いだ回路も考案され実用化され、同社も真空管を2個使用した「スカイトランシーバー」という名称で発売していた。超再生方式の真空管式のトランシーバーは、他社としては光波無線のECHOシリーズや、ミズホ通信が1972年にFB-6Jとして50MHz、AM専用機として販売していた。真空管の製造中止とともにこれらの機器も販売されなくなり、現在はAM、FM波のラジオのみ販売している。同社はアマチュア無線機器としては、再生方式の受信機とスカイトランシーバーのみで終結し、トランジスタを使ったトランシーバーはその後製造はしていない。
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