アジアカップウィナーズカップ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/22 16:25 UTC 版)
アジアカップウィナーズカップ | |
---|---|
開始年 | 1990年 |
終了年 | 2002年 |
主催 | AFC |
地域 | アジア |
最多優勝 | ![]() ![]() (2回) |
アジアカップウィナーズカップ(英: Asian Cup Winners Cup)は、かつてアジアサッカー連盟(AFC)の主催により行われていた、クラブチームによるサッカーの国際大会である。
概要
創設は1990-91年度。大会にはAFCに加盟する各国・地域の主要カップ戦優勝チームが出場できた。日本の場合であれば、天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会の原則として優勝クラブ、日本サッカーリーグ→Jリーグ(現J1)との二冠を制した場合はそのチームはアジアクラブ選手権大会への出場を優先させるため、繰り上げで天皇杯準優勝クラブが出場するものとされた[注 1]。ヨーロッパにおけるUEFAカップウィナーズカップに相当する。この大会は2002-03年度にアジアクラブ選手権、アジアスーパーカップとの大会統合によりAFCチャンピオンズリーグへ発展解消された。
結果
年度 | 優勝 | 結果[1] | 準優勝 |
---|---|---|---|
1990-91 | ![]() |
(A)0 - 0 (H)1 - 0 |
![]() |
1991-92 | ![]() |
(A)1 - 1 (H)5 - 0 |
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1992-93 | ![]() |
(H)1 - 1 (A)1 - 0 |
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1993-94 | ![]() |
(A)4 - 2 (H)2 - 0 |
![]() |
1994-95 | ![]() |
(N)2 - 1 GG | ![]() |
1995 | ![]() |
(N)2 - 1 | ![]() |
1996-97 | ![]() |
(N)3 - 1 | ![]() |
1997-98 | ![]() |
(N)1 - 0 | ![]() |
1998-99 | ![]() |
(N)3 - 2 GG | ![]() |
1999-00 | ![]() |
(N)1 - 0 | ![]() |
2000-01 | ![]() |
(N)4 - 2 | ![]() |
2001-02 | ![]() |
(N)2 - 1 GG | ![]() |
※注
- ^ (H)は優勝クラブのホームでの試合、(A)は優勝クラブのアウェーでの試合、(N)は中立地での試合。
統計
クラブ別成績
クラブ名 | 優 | 準 | 優勝年度 | 準優勝年度 |
---|---|---|---|---|
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2 | 0 | 1992,1993 | |
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2 | 0 | 1997,2002 | |
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1 | 1 | 1991 | 1993 |
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1 | 1 | 1998 | 1992 |
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1 | 0 | 1994 | |
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1 | 0 | 1995 | |
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1 | 0 | 1996 | |
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1 | 0 | 1999 | |
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1 | 0 | 2000 | |
![]() |
1 | 0 | 2001 | |
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0 | 1 | 1991 | |
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0 | 1 | 1994 | |
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0 | 1 | 1995 | |
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0 | 1 | 1996 | |
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0 | 1 | 1997 | |
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0 | 1 | 1998 | |
![]() |
0 | 1 | 1999 | |
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0 | 1 | 2000 | |
![]() |
0 | 1 | 2001 | |
![]() |
0 | 1 | 2002 |
注:優勝年度及び準優勝年度は、優勝が決定した年を並べている。例えば、1990-91年度王者は1991年としている。
クラブ所在国別成績
国・地域名 | 優 | 準 |
---|---|---|
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6 | 1 |
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5 | 1 |
![]() |
1 | 1 |
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0 | 3 |
![]() |
0 | 2 |
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0 | 1 |
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0 | 1 |
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0 | 1 |
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0 | 1 |
脚注
- ^ ただし例外があり、創設年の1990-91年シーズンにおいて、1989-90年シーズンの第69回天皇杯優勝で日本からの出場枠が付与されていた日産自動車サッカー部は、この年度の日本サッカーリーグも優勝しており、アジアクラブ選手権を優先させたため参加辞退となった上、準優勝クラブ(ヤマハ発動機サッカー部)の繰り上げ処置がなされなかった。また1991-92年シーズンは、本来であれば1990-91年シーズンの第70回天皇杯優勝の松下電器サッカー部が本来は出場すべきだったが、それを辞退したため、この時は繰り上げで日産サッカー部が出場している。
関連項目
外部リンク
アジアカップウィナーズカップ
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「国際大会における日本のサッカークラブ」の記事における「アジアカップウィナーズカップ」の解説
詳細は「アジアカップウィナーズカップ」を参照 日本では天皇杯全日本サッカー選手権大会の優勝クラブが対象となる。優勝クラブがリーグ戦と同一の場合は、基本的に天皇杯の準優勝クラブが繰り上がる。 ただし、アジアクラブ選手権との兼ね合いなどで次のような不参加および代替クラブの参加例がある。 1990-91(第1回)第69回天皇杯全日本サッカー選手権大会優勝の日産自動車は日本サッカーリーグも優勝しており、日程調整がつかずに不参加となった。日本からの代替出場クラブもなかった。 1991-92(第2回)第70回天皇杯全日本サッカー選手権大会優勝の松下電器は出場を辞退したため、準優勝の日産自動車が出場した。 1999-00(第10回)第78回天皇杯全日本サッカー選手権大会優勝の横浜フリューゲルスが横浜マリノスとの吸収合併に伴い消滅(継承したF・マリノスへの代替出場も認められなかった)したため、準優勝の清水エスパルスが出場した。 2001-02(第12回)第80回天皇杯全日本サッカー選手権大会優勝の鹿島アントラーズが同年のJリーグも優勝していたため、準優勝の清水エスパルスが出場した。 前回優勝クラブがシード出場となるため、1995-96、1996-97、2000-01シーズンは前年度天皇杯優勝クラブと合わせた2クラブがエントリーした。 年度天皇杯優勝枠前回優勝枠クラブ名結果クラブ名結果1990-91 不参加 1991-92 日産 優勝 1992-93 横浜M 優勝 1993-94 横浜M 途中棄権 1994-95 横浜F 優勝 1995 平塚 優勝 横浜F 3位 1996-97 名古屋 準優勝 平塚 ベスト8 1997-98 V川崎 ベスト8 1998-99 鹿島 3位 1999-00 清水 優勝 2000-01 名古屋 ベスト8 清水 3位 2001-02 清水 ベスト8
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