朝の舞

品種登録データベース

朝の舞【ｱｻﾉﾏｲ】（草花類）

	登録番号	第4962号
	登録年月日	1996年 3月 18日
	農林水産植物の種類	ストック
	登録品種の名称及びその読み	朝の舞 　よみ：ｱｻﾉﾏｲ
	品種登録の有効期限	15 年
	育成者権の消滅日	2001年 3月 19日
	品種登録者の名称	坊田繁
	品種登録者の住所	千葉県安房郡白浜町滝口５１９８
登録品種の育成をした者の氏名	坊田慎太郎
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は，「高波二号」の自然交雑実生より育成されたものであり，花色が淡黄ピンクでやや小輪花の切花向きの極早生品種である。 　草型は立性，草丈は高，胚軸の色及び子葉の色は淡緑，子葉の色による八重鑑別の難易は普通，子葉の大きさはやや小，分枝の程度は一本立ち，節間長は中である。葉形は中間，下葉の鋸歯の欠刻は少，葉の毛の有無は有毛，上部葉の着生角度は斜上である。花穂の形は円筒，上部の伸びはやや易，花穂部の長さは長，花間長は中，花の直径はやや小，一重株の花弁の長さは短，幅は狭，花色は淡黄ピンク（JHS カラーチャート0702），花弁底部の色は淡黄，八重と一重の花色の差は無，花蕾時における花弁着色の早晩はやや早，花弁先端部の内曲程度及び花弁の縮緬状のしわの程度は中，小花梗の着生角度は斜上，花首部の長さはやや長，硬さは中，太さはやや細，一花穂の花 数及び花の香りは中，開花期は極早である。 　「夕波」と比較して，花穂の形が円筒であること，花弁底部の色が淡黄であること，八重と一重の花色の差が無であること等で，「クリスマスアプリコット１号」と比較して，草丈が低いこと，花弁底部の色が淡黄であること等で区別性が認められる。
登録品種の育成の経過の概要
この品種は，昭和61年に出願者のほ場（千葉県安房郡白浜町）において，「高波二号」の自然交雑実生を発見し，以後，増殖と選抜を繰り返し，特性の調査を行いながら固定を図り，平成２年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。