アゲラタムとは? わかりやすく解説

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アゲラタム【(ラテン)Ageratum】

読み方:あげらたむ

キク科多年草メキシコ原産で、日本では春まき一年草用いられる夏から秋にかけて、青紫色白色などの小花多数つける。

アゲラタムの画像
撮影広瀬雅敏

アゲラタム (大かっ香薊)

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アゲラタム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/11/24 17:34 UTC 版)

アゲラタム
カッコウアザミ Ageratum conyzoides
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: キク目 Asterales
: キク科 Asteraceae
: カッコウアザミ属 Ageratum
学名
Ageratum L.
和名
カッコウアザミ属

アゲラタム(学名:Ageratum)は、キク科の1属である。和名はカッコウアザミ属

属名は a(否定の接頭語)+ geras(古くなる)で、長い間鮮やかな青紫の花色が保たれることによる。

主な栽培種

戦前から栽培されていたのは、カッコウアザミ Ageratum conyzoides であったが、現在栽培されているのは、ほとんどがオオカッコウアザミ Ageratum houstonianum である。

性状

メキシコ原産の、半耐寒性常緑多年草または亜灌木であるが、園芸上は春播き一年草としている。草丈は、F1(一代交配種)の矮性種で15〜20cm、切り花用種や四倍体の「ブルーミンク」などは、70cmくらいになる。全草に粗い毛が生えている。茎は直立だが、根元からよく分枝し、匍匐状になることもある。葉は直径10cmくらい、ほぼ円形で対生する。花は、1cm位の頭花が円錐状に十数輪またはそれ以上まとまって咲く。花の色は、明るい青紫が基本であるが、白やうす桃色の品種もあり、最近かなり濃い紅色のものも出ている。

栽培

微細種子なので、タネは丁寧に播くようにする。苗ものは4月にはいると売り出されるが、これは1月か2月に温室で播いたもので、一般家庭で播く場合は、ソメイヨシノが散り始めた頃がよい。花壇に定植する時は、比較的排水の良いところを選ぶ。肥料、特に窒素肥料が多いと、葉はよく茂るが、花数が少なくなるので、肥料は控えめにしたほうがよい。



「アゲラタム」の例文・使い方・用例・文例

  • アゲラタムという植物
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