アゲラタム (大かっ香薊)





●カッコウアザミ属は、メキシコからペルーにかけて30種類ほどが分布しています。現在、園芸用に栽培されているのは、ホウストニアヌム種を母種とする園芸品種が中心となっています。高さは20~60センチほどで、卵形から円形の葉が対生します。花壇や鉢植えにされますが、四季咲き性で5月から11月ごろまで咲き続けます。花色には青紫色や紫色、ピンク色、白色などがあります。和名では「オオカッコウアザミ(大かっ香薊)」と呼ばれます。
●キク科カッコウアザミ属の一年草、多年草または亜低木で、学名はAgeratum houstonianum。英名は Ageratum, Floss flower。
アゲラタム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/11/24 17:34 UTC 版)
アゲラタム | ||||||||||||||||||
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カッコウアザミ Ageratum conyzoides
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分類 | ||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||
Ageratum L. | ||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||
カッコウアザミ属 |
アゲラタム(学名:Ageratum)は、キク科の1属である。和名はカッコウアザミ属
属名は a(否定の接頭語)+ geras(古くなる)で、長い間鮮やかな青紫の花色が保たれることによる。
主な栽培種
戦前から栽培されていたのは、カッコウアザミ Ageratum conyzoides であったが、現在栽培されているのは、ほとんどがオオカッコウアザミ Ageratum houstonianum である。
性状
メキシコ原産の、半耐寒性常緑多年草または亜灌木であるが、園芸上は春播き一年草としている。草丈は、F1(一代交配種)の矮性種で15〜20cm、切り花用種や四倍体の「ブルーミンク」などは、70cmくらいになる。全草に粗い毛が生えている。茎は直立だが、根元からよく分枝し、匍匐状になることもある。葉は直径10cmくらい、ほぼ円形で対生する。花は、1cm位の頭花が円錐状に十数輪またはそれ以上まとまって咲く。花の色は、明るい青紫が基本であるが、白やうす桃色の品種もあり、最近かなり濃い紅色のものも出ている。
栽培
微細種子なので、タネは丁寧に播くようにする。苗ものは4月にはいると売り出されるが、これは1月か2月に温室で播いたもので、一般家庭で播く場合は、ソメイヨシノが散り始めた頃がよい。花壇に定植する時は、比較的排水の良いところを選ぶ。肥料、特に窒素肥料が多いと、葉はよく茂るが、花数が少なくなるので、肥料は控えめにしたほうがよい。
「アゲラタム」の例文・使い方・用例・文例
- アゲラタムという植物
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