アキミドリⅡ【アキミドリⅡ】(飼料作物)
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登録番号 | 第6032号 |
| 登録年月日 | 1998年 1月 22日 | |
| 農林水産植物の種類 | オーチャードグラス | |
| 登録品種の名称及びその読み | アキミドリⅡ よみ:アキミドリⅡ |
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| 品種登録の有効期限 | 15 年 | |
| 育成者権の消滅日 | ||
| 品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
| 品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
| 登録品種の育成をした者の氏名 | 藤本文弘 神戸三智雄 山口秀和 水上優子 杉田紳一 水野和彦 樋口誠一郎 | |
| 登録品種の植物体の特性の概要 | ||
| この品種は,関東から九州で収集した自生種,「ER571」,「アキミドリ」を母系として選抜した3母系系統と出願者保存の国内及び外国品種由来の栄養系から選抜,合成して育成された固定品種であり,育成地(栃木県那須郡西那須野町)における出穂期はかなり早生,黒さび病及びうどんこ病に強い採草及び放牧用の品種である。 春の草勢及び秋の草勢は良,出穂期はかなり早生,出穂期の草型は直立~中間,穂数は多である。稈長はやや短,茎の太さ及び穂長は中,葉身長は短,葉幅はやや狭,1000粒重はやや重である。越冬性はやや不良,越夏性は良,雲形病抵抗性はやや強,すじ葉枯病及び炭そ病抵抗性は中,黒さび病及びうどんこ病抵抗性は強,葉腐病抵抗性はやや弱である。 「アキミドリ」と比較して,うどんこ病抵抗性が強いこと等で区別性が認められる。 | ||
| 登録品種の育成の経過の概要 | ||
| この品種は,平成元年に草地試験場(栃木県那須郡西那須野町)において,関東から九州で収集した自生種403個体,「ER571」及び「アキミドリ」各450個体を母材として選抜した36母系系統と出願者保存の国内及び外国品種由来の30栄養系を母材として選抜して合成した2合成系統から生産力検定試験により3母系系統と2合成系統を選抜,それらの系統から合成された固定品種である。2年に「那系24号」の系統名を付し,3年から系統適応性検定試験,4年から特性検定試験を行い,6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 | ||
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