アカウント乗っ取り
別表記:アカウントの乗っ取り、垢乗っ取り
「アカウント乗っ取り」とは、他人のSNSや電子メールなどのアカウントに不正にアクセスし、利用者本人になりすましてそのアカウントでサービスを使用する不正行為のことである。「不正アクセス」「不正使用」「ハッキング」などとも呼ばれる。
アカウント乗っ取りは、サイバーセキュリティの文脈では「不正アクセス」と表現されることが多い。Twitter(現X)をはじめとするソーシャルメディアにおいて「第三者が自分のアカウントに不正アクセスして悪意ある情報を発信した」という事態が起きたことを指して「アカウント乗っ取り」という表現が用いられることが多い。
著名人のSNSアカウントで不適切な投稿があったことを受けて本人側が「アカウント乗っ取り」によるものであると釈明するケースはしばしば起こる。釈明を真に受けず言い逃れと受け取る人が続出するケースもままある。
アカウントの乗っ取り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 01:33 UTC 版)
「Twitter」の記事における「アカウントの乗っ取り」の解説
詳細は「2020年Twitterビットコイン詐欺」を参照 悪意のあるURLに接続すると、アクセストークンといったTwitterアカウントを自由に操作できる権限を他人にも奪われる場合がある。そのURLは『Did you see this pic of you? lol』といった英文に添えてDMで送られてくる場合がほとんどで、乗っ取られたアカウントのフォロワーに同様のDMを送り蔓延する、チェーンメールと同じような仕組みになっている。また最近は、日本語に添えてURLが送られてきたりなど犯行の手段が巧妙化してきている。 TwitterはOAuth認証の方法を改善する対策を行っている。 2020年7月15日、複数の著名人のアカウントが、一時的に乗っ取られる被害にあった。同日ツイッター社は「現在調査中で、修正に向けて対策を講じる」との声明を出した。その後、ツイッター上で「今回の事態に対処する間は、ツイートしたりパスワードを変更したりできなくなる場合がある」とした。7月16日に同社は多数のユーザーのツイートやパスワードリセットを停止した。
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