アカウントの盗難・紛失
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 22:49 UTC 版)
「アカウント」の記事における「アカウントの盗難・紛失」の解説
アカウント自体は盗難(盗み見や書き写しなど)に遭ってもさほど問題とはならない。付随するパスワードが分からなければ、そのアカウントに認められた利用権を行使することはできないからである。しかし、アカウントと共にパスワードも盗まれてしまった場合は、アカウントを不正利用されることがある。 現在は、不正アクセス禁止法により、アカウントの不正利用は禁止されているが、アカウント所有者の盗難に対する予防が求められる。紛失についても、紛失に気づいたらただちにシステム管理者やサイト運営者などのアカウント発行元に報告し、当該アカウント利用の凍結を行ってもらうのが良い。盗難や紛失に対する予防策としては、次のようなものがある。 アカウントとパスワードを暗記し、紙やテキストファイルなどの媒体には保存しない。もし、書いたとしても人目に触れる所には保管しない。 パスワード保管をコンピュータで行う場合は、パスワード管理ソフトを利用するなど他人に見られない工夫をする。 印刷は、その用紙が盗難される恐れがあるので極力避ける。 やむを得ない場合を除き、アカウント及びパスワードは複数の人間で共有しない。 トロイの木馬などへの感染を避ける意味でもむやみにソフトウェアをダウンロードしない。
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