アイピーバージョンシックスとは? わかりやすく解説

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IPv6

フルスペル:Internet Protocol Version 6
読み方アイピーブイロクアイピーブイシックス,アイピーバージョンシックス

IPv6とは、インターネットプロトコルIP)のIPv4拡張しコンピュータ割り当て可能なIPアドレス数を拡大させたプロトコルのことである。IPv6ワーキンググループによって策定された。

現在主に用いられているIPv4は、アドレス情報32ビット長のデータ幅によって表記しており、約43億個のIPアドレス管理することができる。ところがインターネットの普及に伴い43億個のIPアドレスでは将来的枯渇する恐れ生じてきている。

IPv6ではアドレス情報128ビット表記しており、1038乗という桁数IPアドレス識別することができる。これは実質上無といえる数で、パソコンだけでなく情報家電をはじめとしたあらゆる機器IPアドレス割り当ててもまだ余裕があると言われている。また、IPv6ではセキュリティ機能の向上やパケットヘッダ情報簡素化など、IPv4における難点多く解消することができるとされる

IPv6はIPv4との互換性保っていないため、IPv4のみに対応したパソコンネットワークシステムではIPv6を利用することができない2007年7月現在、いくつかのインターネットサービスプロバイダISP)がIPv6に対応した通信サービス提供している。ちなみにWindows Vista標準でIPv6をサポートしている。


参照リンク
Ipv6 Status Pages - (英文
Pv6style
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