アイヌ語研究
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 07:35 UTC 版)
白野夏雲のアイヌ語研究は、次の論文によって知られる。 「古代地名考」(学芸志林7巻) 「上代地名考」(東京地理学協会報告、明治13年第8巻) 「古代地名考」(学芸志林8巻) 白野は大和民族の祖先が天津神であるのに対し、アイヌの祖先は国津神であると考えた。そしてこの国の元々の地名はアイヌがつけたのが多いので、特に北海道の地名を解釈するにはアイヌ語を用いるのが正しいと主張した。今日の地名研究から見ると不十分とはいえ、1880年(明治13年)の段階では卓見とするに足る、と国語学者の亀田次郎は論じた。
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