愛知の瞳【アイチノヒトミ】(草花類)
登録番号 | 第4902号 | |
登録年月日 | 1996年 2月 27日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 愛知の瞳 よみ:アイチノヒトミ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 岩田義朗、岩田悟 | |
品種登録者の住所 | 愛知県稲沢市北麻績町郷内38番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 岩田義朗 岩田悟 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「盛夏」の自然交雑実生の中から選抜,育成されたものであり,花色は明黄でやや大輪の切花向き品種である。 草型は直立性,草性は高性,主たる仕立て法は一輪仕立て,開花時の草丈は高である。茎の太さは6.0~7.9mm,色は淡緑,強さは強,節間長は10~19mmである。葉身長及び葉幅は50~74mm,基部の形は平,先端部分の形は鈍円,一次欠刻は0.30~0.69,二次欠刻の程度は低,葉の欠刻底部の形は中間,葉裂片縁部の重なりは拡がる,表面の色は濃緑,光沢度は中,厚さは厚,硬さは硬,たく葉の有無は全体的にある,分布状態は主に両側,形は2深裂する,大きさは中である。つぼみの形は平,花房の形は凹形,花の大きさは110~149mm,舌状花の重ねは5列以上で露心しない,舌状花数は200~399,管状花数は50~99,花弁の形は管弁1,先端の形は丸い,長さは50~69mm,幅は5.0~9.9mm,外花弁の反り方は内曲,表面の色は明黄(JHS カラーチャート2506),角度は平,花たくの形は平らなドーム状,大きさは10.0~12.4mm,総ほう部から花頂部までの高さは40~49mm,花首の長さは30~39mm,太さは 5.0~ 5.9mm,季咲きの開花期は夏である。 「東海金山」と比較して,葉の欠刻底部の形が中間であること,葉裂片縁部の重なりが拡がること,外花弁の表面の色が明黄であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和63年に出願者のほ場(愛知県稲沢市)において,「盛夏」の自然交雑実生の中から選抜し,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,平成4年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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