アイスショー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/22 14:26 UTC 版)
アイスショーとは、アイススケートのリンクを舞台として行われる様々なショー。
概要
1930年代以降アメリカ合衆国、欧州にてアイス・カペード、アイス・フォリーズ、ホリデー・オン・アイス、ハリウッド・アイスレヴューといった所謂『氷上レヴュー』の色彩の濃い物が人気を得る。その後、1980年代以降に北米において2大アイスショーとして高名だったのは、スターズ・オン・アイス(Stars on ice)とチャンピオンズ・オン・アイス(Champions on ice)であった。これらはフィギュアスケーターがエキシビションプログラムを滑ることを中心とするアイスショーである。チャンピオンズ・オン・アイスが始まったのは1969年、スターズ・オン・アイスが始まったのは1986年のことであり、どちらもオリンピックや世界フィギュアスケート選手権のメダリストをはじめとするトップスケーターを構成メンバーとし、毎シーズンカナダやアメリカなどの都市を回ってショーツアーを行うものであった。近年では、これの日本ツアーも開催されている。日本独自のアイスショーとしては1978年に、「 VIVA! ICE WORLD 」として現在のプリンスアイスワールドがスタートしている。1981年には、ディズニー・オン・アイスが始まり、新たな分野を広げた。
形態
大きくわけて、
- 演劇をスケートリンクの上で行うことを主とするもの
- 例)ディズニー・オン・アイス、氷上のスワンレイク など
- フィギュアスケートのアマチュア選手やプロ選手によりエキシビションプログラムを滑ることを主とするもの
- 例)スターズ・オン・アイス、プリンス・アイス・ワールド など
などのショー形態があるが、現在のショーではエンターテイメント性を高めるために様々な要素を取り入れており、その形態はこの限りではない。出演者も、ペアやアイスダンスやシングルのフィギュアスケーターのみならず、スピードスケーターやシンクロナイズドスケーターが出演することもあり、ショーの内容は多種多岐にわたる。
主な日本国内のショー
- プリンスアイスワールド
- ファンタジー・オン・アイス
- ドリーム・オン・アイス
- フレンズ・オン・アイス
- THE ICE
- 氷艶 (2017 -破沙羅, 2019 -月光かりの如く,LUXE, 2024 -十字星のキセキ,2025 -鏡紋の夜叉)
- 浅田真央サンクスツアー (2018年5月〜2021年4月)
- 浅田真央アイスショー「BEYOND」 (2022年9月~2023年7月)
- 浅田真央アイスショー「Everlasting33」 (2024年6月)
- ICE EXPLOSION (髙橋大輔 演出 2020年、2023年)
- 滑走屋 (髙橋大輔 プロデュース 2024年, 2025年)
- Yuzuru Hanyu PROLOGUE (2022年11月,12月)
- Yuzuru Hanyu ICE STORY 2023 “GIFT”(2023年2月)
- Yuzuru Hanyu ICE STORY 2nd ”RE_PRAY” TOUR(2024年2月〜4月)
- Yuzuru Hanyu ICE STORY 3rd “Echoes of Life” TOUR(2024年12月〜2025年2月)
- 羽生結弦 notte stellata(2023年, 2024年, 2025年)
- 宇野昌磨アイスショー「Ice Brave」 (2025年6月~2025年7月)
主な日本国外のショー
かつてあった日本国外のショー
- チャンピオンズ・オン・アイス
- アイス・カペード
- アイス・フォリーズ
- ウィーン・アイスレヴュー
- ハリウッド・アイスレヴュー
アイスショー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 04:36 UTC 版)
「美少女戦士セーラームーン」の記事における「アイスショー」の解説
『美少女戦士セーラームーン Prism On Ice』のタイトルで、公演予定のアイスショー。ストーリーは原作第1期のダーク・キングダム編。エフゲニア・メドベージェワが月野うさぎ/セーラームーン役を演じる他、フィギュアスケーターが内部太陽系戦士、タキシード仮面、ダーク・キングダムのキャラクターを演じる。スペシャルキャストとしてバンダイ版ミュージカルで初代月野うさぎ/セーラームーン役を演じたANZAがクイーンセレニティ役を務める。 キャストのナレーションは『美少女戦士セーラームーンCrystal』の声優陣で、ミュージカル版でも脚本として関わる平光が脚本を担当し、小坂明子と月蝕會議が音楽を担当。 2020年6月5日から6月7日までの期間を予定されていたが、新型コロナウイルス騒動による社会的な影響を受け、当初予定されていた2020年の公演は中止。振替公演は2021年6月4日から6月6日までの期間を予定されていたが、更に2022年6月へと延期になり、更に2023年予定に延期となった。
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「アイスショー」の例文・使い方・用例・文例
- アイスショー 《アイススケートによる氷上ショー》.
- 4月1日の地元名古屋でのアイスショーで,彼女は「引退するかどうか決めるのは簡単ではありませんでしたが,4月1日をもって引退することにしました。」と話した。
- 彼女たちもそのアイスショーに出演した。
- 現在はアイスショーやチャリティーイベント,放送関係で活躍中。
- 早(わ)稲(せ)田(だ)大学の学生だったころ,アメリカでアイスショーを見ました。
- 今はフィギュアスケートの解説者としての仕事が忙しく,アイスショーの練習に多くの時間が取れません。
- 私は自分でアイスショーをいくつかプロデュースしています。
- 7月6日,安藤美(み)姫(き)選手(25)が福岡で開催されたアイスショーに出演した。
- 6月1日,彼女は9か月ぶりにアイスショーに出演した。
- 彼は被災地のために催(もよお)されたアイスショーに数多く出演した。
- しかし,アイスショーや他のイベントには参加する可能性がある。
- 3月にフィギュアスケート競技から引退し,現在はアイスショーに出演している。
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