≪韓国語≫アイゴ
韓国語「アイゴ」とは、「アイグ」「アイゴー」「アイグー」の意味
「アイゴ」は悲しみや驚き、喜びなどを表現する感嘆詞で、最も近いのは英語の「オーマイゴッド」である。悲しみの表現では、「アイゴー(うぇーん)」と大声で泣いたり、「アイゴ(なぜ)」と小さく呟き悲嘆にくれたりする。驚きの表現では、誰かに驚かされた時に「アイゴ(まあ)」と声をあげたり、「アイゴッ!カムチャギア(うわっ!びっくりした)」と言ったりする。嬉しさの表現では、プレゼントをもらった時に「アイゴー(わーい)」と喜んだり、好きな人が訪ねて来てくれた時に「アイゴチャルワッネ(まぁ!よく来てくれたわね)」と嬉しさを表明したりする。呆れた時に「アイゴ(はぁ)」とため息交じりに呟いたり、疲れた時に「アイゴヒンドゥルダ(あぁ、疲れた)」と言ってベッドに寝転んだり、可愛いものを見た時に「アイゴー!クィヨオラ(キャー、可愛い)」と表現したりする。そのほかにも、体の不調を訴える時に「アイゴアップダ(あぁ、苦しい)」と表現したり、失敗した時に「アイゴッ(しまった)」と言ったりなどもする。様々なシチュエーションで使える表現であるが、頻発しすぎるとオーバーリアクションの印象を与える可能性がある。また、「アイゴ」は年配の女性や男性が使用する言葉であり、若い女性はあまり使わない表現である。若者が「アイゴ」を使う場合は、語尾を「グ」に変えて「アイグ」と言うことが多い。
韓国語「アイゴ」「アイグ」「アイゴー」「アイグー」のハングル表記
「アイゴ」のハングル表記は「아이고」である。また、若者が使う「アイグ」のハングル表記は「아이구」である。韓国語「アイゴ」「アイグ」「アイゴー」「アイグー」の発音
「아이고」は「아(a)」と「이(i)」と「고(go)」の3文字から成り立っており、日本語にある音ばかりを使った単語であるため「アイゴ」とカタカナ通りに発音しても通じる。若者が使う「아이구(アイグ)」も、「아(a)」と「이(i)」と「구(gu)」の3文字から成り立ち、日本語にある音を使った単語であるためカタカナ通りに発音しても通じる。ただし、表現したい意味やシチュエーションによって発音方法が変わる。驚きやくやしさを表現する場合は、「アイゴッ(うわっ)」や「アイゴッ(しまった!)」などと語尾を短く発音するのが一般的である。また、「アイゴー」と語尾を伸ばして「うえーん」と泣いたり「きゃー」と抑えきれない気持ちを表現したりすることもある。しかし、「アイゴー」と語尾を伸ばしていうとオバサンっぽいニュアンスになるため、言い方には注意が必要だ。若者が使う場合は、「アイゴ」と語尾を短く切るのが一般的である。
アイゴー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/28 01:48 UTC 版)
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アイゴー | |
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各種表記 | |
ハングル: | 아이고 |
漢字: | なし |
発音: | アイゴ |
ローマ字: | Aigo |
アイゴー (朝: 아이고) は朝鮮語の感嘆詞。元々は朝鮮語固有の語であるため、本来漢字表記は存在しない。古い書籍などでは漢字で「哀号」と書かれているものもあるが、日本で作られた当て字である。「哀号」を朝鮮語読みにすると「애호(エホ)」になる。
用法は多彩で、泣き叫ぶとき、びっくりした時、がっかりした時、くやしい時、あきれた時など、感きわまった時に用いられる場合が多いが、溜息をつく時(日本語の「はー」、「やれやれ」)などにも用いられる。男女の区別はないが、口語だけに微妙なニュアンスをともなう。
葬式を盛り上げるために呼ばれる泣き女は「アイゴー、アイゴー」と泣き叫ぶ。
叫び声といっても、日常会話で "おお、よくやった!" といった場合の "おお" も該当し、これを "アイゴ チャルテッタ!" (아이고 잘 됐다) と言う。
現在の韓国では、特に若者の間の話し言葉として、泣き叫ぶとき以外には "アイグ" (아이구) ということも多い。
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