りゅうきゅういも
大阪弁 | 訳語 | 解説 |
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りゅうきゅういも | さつまいも | 琉球芋。鳴門金時、甘藷。ひとつ前の言い方。近畿、北陸、中京、中国、四国、琉球で「いも」と言えばこの芋を指す。この芋は、中国から琉球を経て、長崎に持ち込まれたのが最初。江戸時代までは、近畿北陸以西に広がっていたが、全国的な飢饉を憂えて幕府に進言した人物が、薩摩から持ち込んだ種芋を関東に植えたため関東で「さつまいも」が広がり、以降、栽培の普及と共に、近畿や北陸にまで「さつまいも」が押し寄せた。南伊予、安芸、北能登で「りゅうきいも」、出雲で「りいきいも」、土佐や九州では「からいも」、長門、筑前で「とういも」、豊前、豊後で「といも」、五島列島で「いも」、奄美で「はぬす」、沖縄、南琉球で「うむ」「うん」。 |
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