ならず者

実用日本語表現辞典

ならず者

読み方：ならずもの

素行が悪く、手に負えない者を指す語。集団を指す場合や、容認できない振る舞いを続ける国を指して「ならずもの国家」のように呼ぶ場合もある。

（2012年9月27日更新）

デジタル大辞泉

ならず‐もの【成らず者／破^＝落^＝戸】

読み方：ならずもの

１ 品行の悪い者。また、定職がなく、悪事をして歩きまわる者。無頼漢。ごろつき。

２ 生計が思うようにならない者。

「銀の才覚—と茶屋にはせかれ」〈浄・女腹切〉

短編小説作品名辞典

ならず者

作者フェルナンド・ナモーラ

収載図書たったひとつのオレンジ
出版社彩流社
刊行年月1986.6

ウィキペディア

ならず者

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/04/27 00:24 UTC 版)

ならず者、潑皮（ならずもの）とは、社会の一員としての義務や役割を果たさない厄介者のこと。同義語として、ヤクザ者、素行不良者、ごろつき、無頼漢（ぶらいかん）、荒くれ者（あらくれもの）、与太者（よたもの）、チンピラなど。

ウィキペディア小見出し辞書

ならず者

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/03/11 10:08 UTC 版)

「ロウ・オブ・ザ・ウエスト 西部の掟」の記事における「ならず者」の解説

第一の会話相手。他所の土地から来た、ヒゲを生やしたガンマン。威勢はいいが、実は臆病者。

ならず者

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/03/31 01:59 UTC 版)

「興宣大院君」の記事における「ならず者」の解説

憲宗が薨逝した頃、興宣君は王孫として王位継承者の候補者になったが、安東金氏の思惑により排除された。哲宗を即位させた安東金氏は勢道政治の基盤を強化し、王族を厳しく監視していたので、興宣君は保身策として凡暗を演じ、「千河張安」と呼ばれた千喜然、河靖一、張淳奎、安弼周などのならず者たちと関わり、妓生と昼夜遊んだりしていた。そうした有様を安東金氏からは「宮道令」と卑称されて油断され、監視から免れた。この頃は勢道家などを回っては乞食のように振る舞って食事を得たり、使用人を与えられるなどして生活していた。小説家金東仁の「雲峴宮の春」には、当時の大院君は酒に溺れていたが、内面では気概を保ち、唾を吐かれた時は拭き取って大きく笑ってみせ、必要以上に食べて侮辱までも甘受していた、とある。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

ならず者

出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 13:48 UTC 版)

和語の漢字表記

ならず者 (ならずもの)

1. 素行が良くない者。ならずものを参照。

Weblio日本語例文用例辞書

「ならず者」の例文・使い方・用例・文例

• あのならず者どもがやったことは容認できなかった。
• ならず者[盗賊]の一団.
• まったくのならず者.
• 彼は神から見放されたならず者だ
• 彼は神に見捨てられたならず者だ
• メンバーがヒーローというよりは，ならず者なので，そのチームは｢ローグ・ワン｣と呼ばれている。