奈佐原文楽とは? わかりやすく解説

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奈佐原文楽

名称: 奈佐原文楽
ふりがな なさはらぶんらく
種別1: 民俗芸能
保護団体名: 奈佐原文楽座
選択年月日 1971.04.21(昭和46.04.21)
都道府県(列記): 栃木県
市区町村(列記): 鹿沼市奈佐原町
代表都道府県 栃木県
備考 所在地同一都道府県内のもの(このデータ種別1から移行しています)
解説文:  この芸能は、栃木県鹿沼市奈佐原町伝承される人形芝居で、近世末期には盛んに行なわれたらしいが、一時中絶し明治期の上方の人形遣(明治二十年前大阪吉田国造を名のる文楽系の人という)の影響もあって復活して現在にいたる。公開不定期だが春秋の祭のおりそのほかに催される
 浄瑠璃義太夫節で、人形三人遣。その操法演出法には、上方人形浄瑠璃水戸系の人形芝居影響を受けつつ当地風に仕立てげたものがあり、たとえば人形操作でその足の裏のみえるのが“茨城物”で隠してみえないのが“上方物”であるなどともいう。
 上演曲目には「三番叟」のほか「寺小屋」「朝顔日記」「鎌倉三代記」などがあり、本流となる人形浄瑠璃地方民間化した芸態伝えるものとして芸能史的にも貴重である。



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