たまうらら【タマウララ】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10622号 |
登録年月日 | 2002年 9月 30日 | |
農林水産植物の種類 | 大豆 | |
登録品種の名称及びその読み | たまうらら よみ:タマウララ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 島田信二、島田尚典、高橋浩司、高田吉丈、境哲文、足立大山、田渕公清、菊池彰夫、中村茂樹、湯本節三、小綿美環子、番場宏治、高橋信夫、岡部昭典、渡辺巌、長沢次男、村上昭一、酒井真次、橋本鋼二、異儀田和典 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統「刈交296F6」に「刈系237号」を交配して育成された固定品種であり、育成地(秋田県仙北郡西仙北町)における成熟期は中の早、伸育型は有限、主茎長はやや短、粒は大、種皮が黄白、粒形が球で豆腐、煮豆用の品種である。伸育型は有限、分枝数は中、胚軸の色は紫、主茎長はやや短、主茎節数及び最下着莢節位高は中である。小葉の形は円葉、数は3枚葉、花色は紫である。熟莢の色は褐、裂莢の難易はやや易、毛茸の多少は中、色は白である。種皮の単色・複色の別は単色、地色は黄白、粒の子葉色は黄、粒形は球、臍の色は黄、粒の大小は大、子実の品質は上である。開花期及び成熟期は中の早、生態型は中間型、粗蛋白含有率及び粗脂肪含有率は中である。倒伏抵抗性は強、ダイズウイルス病ほ場抵抗性は中、ダイズシストセンチュウ抵抗性は弱である。「トモユタカ」と比較して、粒形が球であること、粒が大きいこと等で、「エンレイ」と比較して粒形が球であること、種皮の地色が黄白であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和58年に出願者のほ場(秋田県仙北郡西仙北町)において、出願者所有の育成系統「刈交296F6」に「刈系237号」を交配し、以後、選抜、固定を図り、平成3年から生産力検定試験、特性検定試験等を行い、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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