その他の顕彰
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/25 23:17 UTC 版)
「エドワード・コルストン」の記事における「その他の顕彰」の解説
コルストンの名は、コルストンズ・アルムスハウス、コルストン・タワー(英語版)、コルストン・ホール(2020年まで)(英語版)、コルストンアベニュー(Colston Avenue)、コルストン・ストリート、バンズのコルストン・バンズ(英語版)、コルストンズ・ガールズスクール(英語版)、コルストンズ・スクール(Colston's School)、コルストンズ・プライマリースクール(2018年まで)、テンプル・コルストン・スクール(現、セント・メアリー・レッドクリフ・アンド・テンプル・スクールの一部)などのランドマークで街に浸透している。また、特に一部の学校や慈善団体、貿易商人協会では、1639年に貿易商人協会に王室の公認が与えられたことを祝う「コルストンの日」(11月13日)に、セント・スティーブンズ教会(英語版)で行われる礼拝で、彼のことが偲ばれている。地域のバンズであるコルストン・バンズは彼にちなんで名付けられている。 1843-46年に建設されたブリストル・ギルドホール(英語版)の外観には彼の像がある。 セント・メアリー・レッドクリフの北側袖廊には、彼を偲ぶためにクレイトン・アンド・ベル(英語版)によって1870年に作られた善きサマリア人を題材としたステンドグラスの窓がある。 また、ブリストル大聖堂(英語版)の窓はコルストンの思い出に捧げられていたが、2020年6月、ブリストル大司教(英語版)は聖公会ブリストル教区(英語版)が窓からコルストンへの言及を削除する事を発表した。 2017年4月、コルストン・ホールを運営する慈善団体であるブリストル・ミュージック・トラストは、2020年に改装を終えて再開場する際、コルストンの名称を除く事を発表した。名前の変更を求める抗議や嘆願があり、一部の聴衆やアーティストはコルストンの名前を理由に会場をボイコットしていた。 この決定を受けて、コルストンの名前を維持するよう求める嘆願は1万人近くの署名に達したが、慈善団体は名称変更が行われる事を確認した。ホールは3年間の協議を経て、2020年9月にブリストル・ビーコンと改称された。 2017年11月、何十年にもわたる議論の末、貿易商人商会が資金提供を行っているコルストン・ガールズスクールは、コルストンの名前を外す事は学校にとって「何の利益にもならない」という理由で、コルストンの名を外さない事を発表した。 2018年夏、生徒や保護者との協議の結果、コルストン小学校はコタム・ガーデンズ・プライマリースクールと改称し、ブリストルの組織としては初めて改称の動きを示した。2019年2月、セント・メアリー・レッドクリフ・アンド・テンプル・スクールがコルストンにちなんだスクールハウス(英語版)の名称を、アメリカの数学者キャサリン・ジョンソンにちなんだ物に改称すると発表した。
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