その他の棋戦・交流
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1985年には日中スーパー囲碁が開始。また同年には日中テレビ囲碁選手権戦も始まり、後にテレビ囲碁アジア選手権戦に発展する。1988年には日中名人戦、日中天元戦が開始されるなど、日中棋士の対局機会は増え、また世界選手権としても1979年に世界アマチュア囲碁選手権戦、1988年の世界囲碁選手権富士通杯が開始されるなど多数を数えるようになり、日中間に限らず、国を越えての囲碁交流は日常的なものとなった。1986年には中日友好囲棋会館が設立された。 愛知万博 2005年の愛知万博では、中国館の湖南省ウィークの催しとして、日中の好敵手を集めた中日囲碁対抗戦「五人対抗戦」「三人対抗戦」が行われた。 「五人対抗戦」(5月30日) 林海峰○ - ×陳祖徳 小林光一○ - ×聶衛平 武宮正樹○ - ×馬暁春 羽根直樹× - ○常昊 山城宏○ - 羅洗河 「三人対抗戦」(6月1日) 大竹英雄○ - ×陳祖徳 羽根泰正× - ○聶衛平 結城聡○ - ×常昊 院生合宿 2010年に日本棋院の孔令文と中国棋院の協力により、中国棋院にて日本棋院院生10名と中国若手選手との対抗戦が行われた。結果は日本側の18勝48敗。その他に早碁や孔傑、王磊らトップ棋士も参加しての検討も行われた。 アマチュアの交流 1986年に日中アマ囲碁友好会(理事長菊池康郎)が設立されるなど、アマチュアによる囲碁交流も盛んとなっている。個人単位での観光旅行の中に、現地の囲碁組織の協力によって囲碁交流のイベントが組み込まれることも行われている。
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