創薬支援ネットワークとは? わかりやすく解説

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創薬支援ネットワーク

読み方:そうやくしえんネットワーク

大学研究機関などで行われる基礎研究から、新薬としての実用性見込めるものを選出し様々な支援を行うことによって製品化推進する取り組みのこと。政府の「医療イノベーション5か年戦略」において、「日本版NIH」の創設先立つプロジェクトとして、2012年度ら行われた。具体的には、研究費研究戦略技術支援知財管理企業との連携などの面で支援が行われる。

創薬支援ネットワークの中心となるのは、厚生労働省医薬基盤研究所置かれている、製薬関係者知的財産権専門家などからなる創薬支援戦略室」である。創薬支援戦略室は、民間企業理化学研究所産業技術総合研究所と、データベース共有などを通じた連携協力が行う。また、スーパーコンピューター「京」、大型放射光施設SPring-8」、XFEL施設SACLA」などの研究基盤との連携協力行われる

従来基礎研究から応用研究開発研究経て臨床試験に至るまでの道のりは困難であり、「死の谷」と形容されるほどであった米国では多く創薬バイオベンチャー創薬過程支援行っているが、国内では未発達であるため、創薬支援ネットワークがその役割を担うことが目指されている。

創薬支援ネットワークは、2014年度から本格的に実行段階移り、特にがんや糖尿病精神疾患などの8領域重点的支援が行われるとされている。



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