じゃっきあっぷ りぐとは? わかりやすく解説

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ジャッキアップ・リグ

読み方: じゃっきあっぷ りぐ
【英】: jack-up rig

ジャッキアップ・リグは、移動式海洋掘削装置一種であり、接地甲板昇降海洋掘削装置といわれる
掘削装置搭載した船体部と、昇降可能な脚より成る。移動時は脚を上げ船体浮上し掘削作業時は脚を下げ船体部を海面上に持ち上げて作業を行う(図参照)。脚の昇降装置形式構造により次のように分類される
(1) ラックアンドピニオン
(2) 油圧式
(3) 空気圧式
脚数は昇降装置能力により多脚型もあったが、最近は三脚型主流となっている。従来掘削装置船体内側にあるスロット型に対し船体外側オーバーハングするカンチレバー型が登場しジャケットでの掘削改修作業などの作業性に優れていることから、最近建造されるジャッキアップ大部分カンチレバーとなっている。ジャッキアップ稼働限界水深は、昇降装置の改良使用鋼材高張力化などにより少しずつ増大はしているが、他型式との経済比較により、現在では 90100m限界となっている。ジャッキアップ・リグの総数は、1984 年 11 月現在、449 基であり、移動式海洋掘削装置総数 803 基の 56 %を占めている。

図 甲板昇降型海洋掘削装置「第八白竜」カンチレバー式

「じゃっきあっぷ りぐ」の例文・使い方・用例・文例

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