しりとり変身カプセル
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「ドラえもんのひみつ道具 (しは-しん)」の記事における「しりとり変身カプセル」の解説
しりとり変身カプセル(しりとりへんしんカプセル)は、「しりとり変身カプセル」(てんとう虫コミックス第28巻に収録)に登場する。 カプセル入りの薬剤。目を閉じながらこれを飲んで再び目を開けると、最初に見た物に変身できる。さらに「しりとり」の要領で、その物の名前の最後の文字を頭文字とする別の物を口にすると、その物にまた変身できる(たとえばドア→アサガオ→オカネ→ネコ)。これを上手に繰り返せば好きな物に変身できるが、しりとりが上手でないと使いこなしが難しい。 変身から10分経つと体が光り始め、10秒以内に別の物に変身しないと永久に元の姿に戻ることができない。最後「ん」が付くとどうなるかは不明(ドラえもんは前述のネコの後、コンコルド→ドラえもんで元の姿に戻っており、本来の姿が「ん」で終わる名の場合は問題ない模様)。テレビアニメ第2作第2期にて出木杉によると、アフリカでは「ん(ン)」から始まるアフリカ語がたくさんあるという。つまり、「ん」が付いても、そのアフリカ語を口にすれば、しりとりを続けられる。 外見は同じでも呼び名が異なる物なら変身可能(天馬=ペガサス等)。変身した姿は使用者によって姿が異なる。作中では、のび太が天馬(ペガサス)に変身したが、普通の天馬と違い、「天馬というよりトンマ」と言われるほど不格好な姿になった。 しりとり変身キャンディ テレビアニメ第2作第1期「しりとり変身キャンディ」(1999年7月9日放送、映像ソフト未収録)に登場。しりとり変身カプセルと同様の効果を持つ飴玉。この飴玉をなめてから最初に見た者に変身し、しりとりに従って変身を続けることができるが、言葉の再使用はできず、最後に「ん」が付いたらそれ以上の変身は不可能となる。1粒なめると10分間は効果が続き、10分経つと元の姿に戻る。一度に複数の飴玉をなめると、それだけ効果が長続きするが、あまりに多数なめると元の姿に戻ることができない可能性がある。 しりとり変身卵 テレビアニメ第2作第2期「しりとり変身卵」(「しりとり変身カプセル」のアニメ化作品。2006年3月17日放送)に登場。しりとり変身カプセルはカプセル入りの薬剤だが、しりとり変身卵は鶏卵型の道具。目を閉じた状態でこれを頭にぶつけて割り、最初に見た物に変身する。その他はしりとり変身カプセルと同じ。 パーティ用しりとり変身カプセル テレビアニメ第2作第2期「ほどほど宝島」(2018年3月9日放送)に登場。ドラえもんのひみつ道具「ほどほど宝島」の案内人イルカ・ホドホが選ばせたひみつ道具。海に関するものに変身できる。
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