しょうご‐いん〔シヤウゴヰン〕【聖護院】
聖護院 満意
室町中期の天台宗の僧・歌人。聖護院門跡。二葉良基の子。号は如意寺。聖護院准后・如意寺准后と称する。園城寺に入り、三度長吏を務め、兄道意大僧正の跡をうけ、聖護院を嗣ぐ。大僧正。准三宮。寛正6年(1465)寂、80才。
聖護院 道増
室町後期の親王・歌人。聖護院門跡。近衛尚通の子。一字名は言。園城寺長吏・熊野三山検校・大僧正。准三宮。大阿闍梨伽耶院存意より灌頂を受ける。和歌・連歌に精通した。元亀2年(1571)寂、64才。
聖護院道澄
室町後期の天台宗の僧・歌人。聖護院門跡。京都生。太政大臣近衛稙家の子。一字名は白・聖。照高院・浄満寺と号する。仏門に入り、昭高院門跡・聖護院門跡・熊野三山検校・大僧正・准三宮に任じられる。増鎮に伝法灌頂を受ける。和歌・書を能くし、豊臣秀吉に尊信される。慶長13年(1608)寂、65才。
聖護院道澄准三后
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