しゃがい‐とりしまりやく〔シヤグワイ‐〕【社外取締役】
社外取締役(しゃがいとりしまりやく)
会社の経営にあたる取締役会のうち、専務や常務に並ぶ取締役として、社外の人材を登用することができる。社員から昇進した取締役だけでは甘くなりがちな会社経営に対するチェック機能を発揮する。
通常、出資関係や取引関係といった利害関係のない第三者を社外取締役として迎え入れる。主に、他の有力企業の経営者や、大学教授などの学者があてられている。
現在、ソニー、ソフトバンク、オリックス、富士ゼロックス、キリンビールなどの一般企業から大手銀行まで、広く社外取締役を置いている。最近では、合併や業界再編のとき、社外取締役を置くことが当たり前とされているほどだ。
企業の経営や意思決定を監視するコーポレート・ガバナンス(企業統治)の確立を目指し、多くの日本企業で急速に導入が進んでいる。チェック機能による経営の効率化だけでなく、透明性の向上も期待される。
(2001.04.20更新)
社外取締役(しゃがいとりしまりやく)
社外取締役
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