さらなる接続と線路の付け替え: 1839年 - 1867年
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「ユナイテッド・ニュージャージー鉄道運河」の記事における「さらなる接続と線路の付け替え: 1839年 - 1867年」の解説
1841年には、トレントンにおいてデラウェア・アンド・ラリタン運河に架かる橋により、フィラデルフィア・アンド・トレントン鉄道と、カムデン・アンド・アンボイ鉄道のトレントン支線の間が接続され、フィラデルフィアとジャージーシティの間の通し運行が可能となった。しかしフィラデルフィア・アンド・トレントン鉄道のフィラデルフィアにおけるケンジントン駅は市街中心部から離れていたため、ほんどの輸送は依然としてカムデン経由であった。 1854年5月31日、カムデン・アンド・アンボイ鉄道は、デラウェア・アンド・ラリタン運河の岸を走る現行線の路盤状況がよくないため、トレントン支線のトレントンとディーンズ・ポンドの間で線路を付け替えることにした。新線が通らないことになるプリンストンへの連絡として木道が建設された。トレントンで運河の下をくぐって新線とフィラデルフィア・アンド・トレントン鉄道を結ぶトンネルは、1860年3月に完成した。新線の建設は1862年10月に開始された。新線でトレントンにあるクリントン・ストリート駅(英語版)は1863年4月20日に開業し、これまでのステート・ストリート駅を置き換えた。新しいトンネルを通る最初の列車は1863年10月5日に走り、新線は11月23日に開通して、これによりニューヨークとトレントンの間の所要時間は2時間30分に短縮された。1864年9月には新線の2番目の線路が開通したが、旧線は南行の貨物用に残された。プリンストン支線(英語版)は1865年5月29日に開通し、この日から旧線での旅客列車の運行が中止された。トレントンとプリンストンの間の旧線は7月に撤去され、トレントン側の一部は事業用に一部残された。プリンストンから北へキングストンまでの区間は、プリンストン支線における貨物営業の開始を待って9月に撤去され、キングストンより北の区間(運河に隣り合っていない)はロッキー・ヒル鉄道への接続のために残された。
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