こども歌舞伎
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「東員町総合文化センター」の記事における「こども歌舞伎」の解説
町民団体「松の会」の主催で、1996年(平成8年)より定期公演を行っている。歌舞伎役者の七世松本幸四郎が東員町出身であることから、松本を顕彰するとともに地域文化を育むことを目的に始まった。松の会は東員町制40周年記念に1994年(平成6年)5月に発足、1995年(平成7年)からこども歌舞伎を開始、1996年(平成8年)に初演を果たした。活動開始初期に歌舞伎役者の三代目市川松尾が指導に当たるなど本格的なもので、感動して涙を流す観客もいるほどである。練習は本番上演を終えた直後から開始し、礼儀作法を身に付けるため正座で挨拶を行うところから練習を始める。 年により、OB会員や他地域の劇団員が出演することがある。また東員町総合文化センターを離れ、愛知県芸術劇場で上演したこともある。『白浪五人男』がこども歌舞伎の十八番であり、何度も演じている。2016年(平成28年)には21回を迎え、6月5日に4歳児から高校生までの15人で「奥州安達原 三段目 御殿の場」などを上演した。
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