鉱区評価
【英】: appraisal of contract area
取得対象となる鉱区について、事前にできるかぎりの資料を収集し、今までに蓄積された経験に照らして石油地質学的に石油鉱床成立の可能性を検討し、その有望性、探鉱価値あるいは探鉱余地などを判断すること。また、取得した鉱区については、試掘を含む第 1 段階の探鉱作業が終了した時点において、その結果の成功、不成功にかかわらず、探鉱の打切りをも含め次の段階の探鉱をどのように進めるべきかということを、地質、物理探鉱および坑井などの資料を駆使して総合的に検討し、主として探鉱余地を判断する。このように、個々の探鉱作業、例えば物理探鉱などが終了した段階ごとに鉱区の再評価を行い、既に確立されている鉱区評価を必要に応じて修正していくことは探鉱を遂行する上で不可欠である。鉱区評価を行う探鉱技術者には、広い知識と経験、高度な能力などが要求される。また、正しい鉱区評価は、結局は最小のリスクで最大の探鉱成果を得ることにつながり、効率的な探鉱活動の基礎となる。 |

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