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かわのえ〔かはのえ〕【川之江】


かわのえ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/11 18:02 UTC 版)

かわのえ
1990年1月
基本情報
船籍 日本
インドネシア
所有者 四国中央フェリーボート
運用者 四国中央フェリーボート
建造所 宇和島造船所
姉妹船 にいはま
航行区域 沿海[1]
信号符字 YEOP
IMO番号 7352799
MMSI番号 525019468
改名 Mufidah
経歴
竣工 1973年10月[1]
就航 1973年10月15日[2]
運航終了 1990年7月28日
その後 インドネシアへ売却
要目
総トン数 2,886.09トン[1]
改装後3,154トン[3]
全長 101.88メートル[1]
型幅 18.0メートル[1]
喫水 4.3メートル
主機関 ダイハツ2,000馬力×4基[1]
出力 8,000馬力
最大速力 20.123ノット[1]
航海速力 18.5ノット[1]
旅客定員 710名[1]
改装後628名[3]
乗組員 36名[1]
車両搭載数 トラック30台・乗用車79台。
改装後、トラック40台・乗用車53台[3]
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かわのえはかつて四国中央フェリーボートバンパックフェリー)が運航していたフェリー。愛媛県新居浜市新居浜港新居浜東港)から愛媛県川之江市(現・四国中央市)の川之江港兵庫県神戸市東灘区青木神戸港東神戸フェリーセンター)を経由し大阪府大阪市住之江区大阪港大阪南港フェリーターミナル)を結ぶ航路に就航していた。

概要

宇和島造船所で建造され、輸送力増強のため「にいはま」の姉妹船として1973年昭和48年10月15日に就航[2]、3,000トン級のフェリーとして中距離航路であったバンパックフェリーの最盛期に「にいはま」とともに主力を担った。1981年昭和56年)には旅客一人当たりのスペースを増やすことを目的に後部へ客室を追加した[3]

瀬戸大橋開通から2年後の1990年平成2年7月28日に新造船「ロイヤルかわのえ」の就航とともに引退、その後インドネシアへ売却された。

売却後はインドネシアJemla Ferryの「Mufidah」としてスンダ海峡にてスマトラ島バカウヘニ(Bakauheni) - ジャワ島メラク(Merak)間の航路で活躍している。

船内

船室

就航当初(旅客定員710名)[1]
  • 特等 22名[1]
  • 一等 56名[1]
  • 特二等 252名[1]
  • 二等 380名[1]
増築改装後(旅客定員628名)[3][4]※後部に客室を追加
  • 特別室 4名[4]
  • 特等 68名[4]
  • 特一等 48名[4]
  • 一等 63名[4]
  • 二等 445名[4]

設備

  • 案内所
  • 売店
  • ダイニングルーム

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 『「旅客船」No.104 新船紹介』社団法人日本旅客船協会、1974年2月号、49頁。 
  2. ^ a b “神戸 - 川之江間にフェリー「かわのえ」”. 愛媛新聞: p. 5. (1973年10月14日) 
  3. ^ a b c d e 小林義秀「国内フェリー乗船記 四国中央フェリー(2)」『船の科学』Vol.46 No.6 (1993年6月号)” (PDF). 船舶技術協会、日本海洋船舶工学会 デジタル造船資料館. 2021年3月24日閲覧。
  4. ^ a b c d e f 昭和57年頃のパンフレットより


外部リンク


かわのえ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/23 13:13 UTC 版)

四国中央フェリーボート」の記事における「かわのえ」の解説

1973年10月竣工引退後インドネシア売却

※この「かわのえ」の解説は、「四国中央フェリーボート」の解説の一部です。
「かわのえ」を含む「四国中央フェリーボート」の記事については、「四国中央フェリーボート」の概要を参照ください。

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