かき方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/26 08:53 UTC 版)
かき方は日本絵手紙協会の公開している方法による。公式ホームページも参照。 まず、モチーフを決める。初心者には野菜や果物がかきやすいとされる。この時、他人のものをお手本として使用してはならない。自分が選んだモチーフを見た通りにかくことが重要である。 モチーフが決まったら、対象をよく観察する。 絵の部分をかく。「ぶっつけ本番」であるので、下書きをしたり練習をしたりしてはならない。かく時には基本的に筆を用いる。筆は鉛筆のように持つのではなく、筆の端をリラックスした状態で持つ。懸腕直筆のかたちでかく。このかき方は非常にかきづらいが、味を出すのに有効である。また、絵手紙協会はモチーフを葉書に入り切らないくらい大きくかくことをポイントして紹介している。 モチーフの絵をかく。まずは墨で輪郭線をかき、その後に彩色をする。彩色はやさしく叩くようにして、素早く終える。この時、色を何度も混ぜることは推奨されない。多少塗られていない箇所があった方が味がでるので、ある程度彩色したら終わらせる。 言葉を添える。長い文章は推奨されない。 印を押す。使う判子として、消しゴムはんこを推奨している。 宛先などをかき、切手を貼り投函する。絵手紙協会は一生懸命作ったものに失敗は存在しないとし、書いたものは必ず投函するよう推奨している。
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