おりひめ・ひこぼし
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/11 16:18 UTC 版)
平日朝に私市駅から京阪本線・中之島線に乗り入れ中之島駅まで直通する通勤快急「おりひめ」、平日夜に中之島駅から私市駅まで直通する快速急行「ひこぼし」が運転されていた。「おりひめ」・「ひこぼし」とも交野線内では各駅に停車した。 「おりひめ」は2003年9月8日から平日朝に私市発淀屋橋行きのK特急として、「ひこぼし」は同日より平日夕方の天満橋発私市行きの準急として運転を開始した(おりひめはK特急だが、列車方向幕には「特急」と表示されていた。この時間の京阪本線枚方市駅 - 淀屋橋駅間の下りK特急停車駅は特急と同じであったため、さほど問題にはならなかった)。中之島線が開業した2008年10月19日のダイヤ改正で中之島線直通となり、それぞれ通勤快急・快速急行に列車種別が変更された。また「ひこぼし」の運転時間帯が繰り下げられた。 2006年4月14日、7200系が、およそ4年振りに入線した。2002年4月から運行されている10000系の増備車10004Fが2006年4月15日から入線、つづいて10005F・10006Fも入線した。 同年10月22日には7月29日から運転されていた「きかんしゃトーマス」のラッピングを施した10000系“10000系きかんしゃトーマス号”による「臨時K特急」が運転された。同系による「K特急」運用は2度目である。また、休日の「K特急」の運転は初となる。2007年1月21日には「きかんしゃトーマス」ラッピング電車のラストランとして「臨時K特急」が私市 - 天満橋間に運転された。 2007年9月22日より終日ワンマン運転が開始された(ただし5両編成での運転の列車および早朝・深夜の一部の列車を除く)。それに伴い、10000系全6編成と駅の保安設備更新も行われた。また、ワンマン運転実施にあたり、運転士の特別教習も実施されている。なお、車内放送は女性の声による自動放送となった。2600系の場合と、10000系でも早朝の一部列車と深夜の「ひこぼし」、およびその折り返し普通については従来通り車掌が乗務。10000系の場合、行先表示はワンマン運転時での「枚方市↑↓私市」ではなく「枚方市」ないし「私市」(「ひこぼし」では「交野線 私市」)のみを表示。 2013年3月16日のダイヤ変更で京阪本線・中之島線直通列車「おりひめ」・「ひこぼし」がともに廃止された。
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