エベレスト山(えべれすとさん)
中国とネパールの国境を分けるヒマラヤ山脈に位置する。標高は8850メートルで、言わずと知れた世界の最高峰だ。中国名ではチョモランマと呼ばれている。
従来、8848メートルとされてきた標高は、精度を上げて測量すると8850メートルになることが明らかになった。この結果は、全米地理学協会が1999年11月に発表したもので、GPS (全地球測位システム) を使った精密測量で得られた数値だ。
エベレスト山は、登山家の植村直己が日本人としては初めて1970年に登頂に成功するなど、世界中の登山家から挑戦を受けてきた。しかし、最近は酸素ボンベやテント、ロープ、食品のパッケージ、空き缶などのゴミが目立つようになり、その自然環境が悪化している。
日本の富士山も同様に、登山者の残したゴミで汚染されている。山岳地帯の自然環境の大切さは、テレビCMにも流されるなど、各方面から訴えられている。
(2001.03.10更新)
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