いろいろな光源の効率
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 21:41 UTC 版)
主な光源の発光効率を示すと以下のようになる。 なお、これらはランプ部分のみの電力→光出力変換効率であり、蛍光灯や放電ランプで必要となる安定器や、発光ダイオードで必要となる定電流駆動回路で生ずる損失を含まない事に注意。LEDの発光効率は投入電力が大きくなると低下する傾向にあり、発光効率を競うために微小電力で測定しているものもあるため、単純に発光効率の数字のみ比較し優劣を付けることにあまり意味はない。 タイプ 光源 発光効率/(lm/W)エネルギー変換効率備考燃焼 ロウソク 0.3 0.04 % 英語版より 白熱ガス灯 1 – 2 0.15 – 0.3 % 英語版より 白熱電球 5 W ナツメ球 2 – 4 0.3 – 0.6 % 常夜灯は点灯時間が長いため、暗くすることで長寿命の設計にしている 40 W 11 – 13 1.6 – 1.9 % 100 W 16 – 18 2.3 – 2.6 % ハロゲンランプ 20 2.9 % 撮影・投映用ランプ 35 5.1 % 英語版より 蛍光灯 熱陰極型蛍光管 40 – 110 5.9 – 16.1 % 発光ダイオードLED照明 擬似白色(青黄色系)LED 30 – 170 4.4 – 24.8 % 249 lm/W程度まで開発中 擬似白色パワーLED 100 – 200 14.6 – 29.2 % 高演色性白色LED 20 – 160 2.9 – 23.4 % RGB白色LED 20 – 24 2.9 – 3.5 % 理論値 260 – 300 38.1 – 43.9 % 英語版より 放電ランプ 高圧水銀ランプ 50 7.3 % 高圧蛍光水銀ランプ 40 – 50 5.9 – 7.3 % キセノンランプ 25 – 35 3.7 – 5.1 % メタルハライドランプ 60 – 130 8.8 – 19.0 % 低圧ナトリウムランプ 120 – 180 17.5 – 26.3 % 高圧ナトリウムランプ 110 – 130 16.1 – 19.0 %
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