いぐさ (藺草)




●わが国の各地をはじめ、朝鮮半島や中国、インドに分布しています。山野の湿地にふつうに生え、高さは70~100センチになります。茎は円柱形で、下部に鱗片状に退化した赤褐色の葉があります。6月から9月ごろ、茎の先端に集散花序をだします。この花序より上は苞葉です。15世紀以降、水田での栽培が始まりましたが、現在では熊本・福岡県が主産地です。畳表や花むしろ、草履などに利用されます。茎の芯を昔は行灯の灯心として使ったため、別名で「トウシンソウ(灯心草)」とも呼ばれます。
●イグサ科イグサ属の多年草で、学名は Juncus effusus var. decipiens。英名は Soft rush。
藺草
姓 | 読み方 |
---|---|
藺草 | いぐさ |
いぐさ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/02 08:36 UTC 版)
いぐさ
「いぐさ」の例文・使い方・用例・文例
いぐさと同じ種類の言葉
固有名詞の分類
- いぐさのページへのリンク