『偶然が残すもの』のあらすじ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/08 05:46 UTC 版)
「記憶鮮明」の記事における「『偶然が残すもの』のあらすじ」の解説
薬師丸未来路はエスパーであったが、それ故に遺伝上の母親から疎まれ、京都の薬師丸家の養子となって育った。未来路は、養母であり代理母でもある薬師丸顕子に対して恋愛感情を抱いてしまい、それを整理するために東京で独り暮らしを始めた。 ある夜、マンションのベランダで物思いにふけりながら缶ビールを飲んでいた未来路だったが、缶ビールを取り落としてしまう。缶は下を歩いていた青年の頭に落下。外傷は無かったものの、青年は記憶を失っていた。青年の持っていたフロッピーディスクには謎のメッセージがあり、それに従って未来路と青年は行動する。次々と指定の行動を取って行ったが、深夜のビルの屋上から隣のビルの屋上に飛び移るといった常人(非エスパー)には実行できないような行動指示になっていく。最後に指定された東京タワーの特別展望台では女性が待っていた。女性は青年を「美音」と呼び、約束通りに1人で来なかった事、時間切れを責め、人質は死んだと告げた。 未来路はESPで女性に攻撃をしかけ、女性はESPの「シールド」で防御するも、未来路の余りの強力な力に成層圏まで吹き飛ばされる。成層圏から自由落下しながら、未来路の過去を接触テレパスで読んだ女性(パメラ)は自身も親に捨てられた子供であったこと、未来路が忌諱するESPの力の肯定、「未来路」という名前の肯定を告げる。 未来路はパメラの所属するEPIAへの招集に応えることをほのめかし、パメラを安全な場所にテレポートさせた。
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