「アーシアン」における「天使」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/08 18:11 UTC 版)
「アーシアン」の記事における「「アーシアン」における「天使」」の解説
本作品における「天使」とは地球から遠く離れた星(惑星エデン)を本拠地とする異星人を指す。「天使」は念動力や動物との会話能力、即時的外傷治癒能力、飛翔能力などを持っている。寿命は地球人に比して極めて長い。発情期を持っており、通常、発情期以外は繁殖行動をとらない。しかし、近年は出産率の低下に加え、発情期においては結婚していても同性にしか欲情できない性質を持つ。その為、「天使」の数は激減し、深刻な問題となっている。この問題を踏まえ、滅亡の危機に晒される「天使」の世界においては、同性愛(同性と肉体関係を持つこと)は死罪とされている。 また「天使」は地球人に極めて近い種族であり、「天使」と地球人の繁殖による交雑種も存在している。交雑種は繁殖能力と「天使」と同等以上の超能力を備えている。一代雑種は翼を持っているが、それ以降の世代が翼を持っているかどうかは描写されていない。 「天使」の雑種は地球のみならず、エデンにも存在するらしい。一代雑種と普通の「天使」、もしくは一代雑種同士の混血では白い翼を持っているが、混血が進むにつれ、突然変異の黒い「天使」が出現する。それが「黒天使」である。「黒天使」は「天使」よりさらに知能が高く、繁殖能力と黒色ガンを始めとする多くの病原体に対する抗体を持っている。そのことから「進化した天使」と呼ばれるようになる。主人公のちはやは、エデンにおける「黒天使」の第1号である。なお、大戦後はちはやの羽根の抗体投与などもあり、「黒天使」の数が増え、「天使」は滅亡の危機を回避する。
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