「ひかり」以外での運用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 11:39 UTC 版)
「ひかりレールスター」の記事における「「ひかり」以外での運用」の解説
現在700系E編成の定期「ひかり」運用は1日3本に留まり、大半が「こだま」および博多南線で運用されている。また、東海道区間で大幅な遅れが見込まれるときは、東海道新幹線からの直通列車を新大阪始発として「のぞみ」などに充当することがある。 700系E編成が「こだま」で運用される場合、当初は指定席は8号車のみの設定であり、4 - 7号車の「サルーンシート」は自由席だった。2012年3月17日のダイヤ改正より、指定席が8号車から5・6号車に変更されたことで8号車が自由席になった。さらに、2014年(平成26年)3月15日ダイヤ改正より、4号車も一部の列車を除き指定席となった。このため「こだま」では8号車コンパートメント席部分は灯りが消されている。コンパートメント席の扉の開閉はできるが利用はできない。また、全般検査を施行する際に、順次外部から施錠できるように改造されている。そのため夜間走行時は車両内後部は薄暗くなっている。乗降の扉は従来通り開閉されているのでコンパートメント席付近の通路の通行は可能である。2020年の途中から一部のこだまの7号車、8号車が指定席となり、この場合は普通個室を使用できるようになった。博多南線では「サイレンスカー」の設定は当初から行われていない。 E編成は8両編成であることから、最繁忙期には16両編成である500系W編成、700系3000番台B編成が、また故障や車両検査時には500系V編成がそれぞれ代用運転されることがあった。 2020年7月26日、E編成は「のぞみ」での定期運用は無かったが、東海道新幹線の遅延により、臨時で「のぞみ」の運用に充当された。
※この「「ひかり」以外での運用」の解説は、「ひかりレールスター」の解説の一部です。
「「ひかり」以外での運用」を含む「ひかりレールスター」の記事については、「ひかりレールスター」の概要を参照ください。
- 「ひかり」以外での運用のページへのリンク