ŽSRブラチスラヴァ中央駅 - クーティ - ランジュホト線・SŽクーティ - ランジュホト国境 - ブルノ中央駅線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 10:18 UTC 版)
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ŽSRブラチスラヴァ中央駅 - クーティ - ランジュホト線(126 A、線区長70.602km)およびSŽクーティ - ランジュホト国境 - ブルノ中央駅線ランジュホト国境 - ブジェツラウ間(320A、区間長11.475km)は、ブラチスラヴァ市街地北西の小カルパチア山地(sk:Malé Karpaty)をトンネルと切り通しで抜けたあと、ジェヴィーンスカノヴァーヴェスでウィーンに至るジェヴィーンスカノヴァーヴェス - マルヒェック線を分岐し、ドナウ川支流でスロバキア・チェコ・オーストリア国境でもあるモラヴァ川沿いに北上。国境の交通の要衝クーティからモラヴィア川を越えてオーストリア - ポーランド間の幹線が通るブジェツラウに至る路線である。ŽSR区間は全線区がトルナヴァ地域総局管内である。 チェコスロバキア時代にはブラチスラヴァとブルノ、プラハを結ぶ最重要路線として国有化直後に複線化され、第二次世界大戦後はスロバキアで初となる交流25000V/50Hz電化路線ともなった。現在は第四国際輸送回廊(ドレスデン - イスタンブール間)の一部として、ブラチスラヴァ経由のチェコ、ハンガリー、ドイツ着発の貨物列車が多数運行されている。 連邦制解消後はブラチスラヴァ - ジリナ - コシツェ間の近代化が優先されたため本鉄道線の近代化は遅れており、現在も最高速度はブラチスラヴァ中央駅 - ジェヴィーンスカノヴァーヴェス間が120km/h、ジェヴィーンスカノヴァーヴェス以西が140km/hのままであるが、2020年代以降、順次近代化工事が進められる見通しで、将来的にはウィーン、ブラチスラバ、ブダペストを結ぶ最高速度200km/h以上の高速鉄道路線(VRT, Vysokorýchlostné trate)として整備される構想もある。
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