袋地

デジタル大辞泉

ふくろ‐ち【袋地】

読み方：ふくろち

他人の土地に囲まれて、直接公道に通じていない土地。

法律関連用語集

袋地(ふくろち)

住環境に関わる用語

他人の土地に囲まれて、公道に出られない土地のこと。こうした袋地の所有者は、公道に出るためにまわりの土地を通行する権利（囲繞地通行権）を有している。

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土地区画整理事業用語集

袋地

建築基準法上、建築物の敷地は、少なくとも2m以上道路に接しておらなければならないこととされている。通路部分だけが道路に接し、奥の方が広くなって建築用地となっている土地を袋地という。その形状から旗竿地と称することもある。

地名辞典

袋地

読み方：フクロチ（ｆｕｋｕｒｏｃｈｉ）

所在 北海道砂川市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

ウィキペディア

袋地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/08/03 06:09 UTC 版)

袋地（ふくろち）とは、民法上は道路に接していない土地をいう。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

袋地

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 10:15 UTC 版)

名詞

袋 地（ふくろじ、ふくろち）

1. （法律）他の人が所有する土地を通らないと公道に出られない土地のこと。
   • 甲は、A及びBの土地を所有していました(Bは袋地 であるAへの通路として使用していました。)。（国税庁『私道になっていた土地が残地として買収された場合』^[1]2012年1月21日閲覧）
2. （不動産）路地状部分を通らなければ道路に接しない土地のこと（土地評価理論研究会『特殊な画地と鑑定評価』清文社 23頁 ISBN 9784433270452）。

脚注

1. ↑ このページでは1.の意味で用いられているが、2.の意味は、このページの図でいうAとBを一体とした土地のことを指す。

関連語

1. の意味 囲繞地（いにょうち）

類義語

1. の意味 無道路地、盲地
2. の意味 旗竿地

語源

1. 民法第210条関連（b:民法第210条掲載の判例参照）。
2. 出入り口が締まった形から（大阪府不動産鑑定士協会『不動産なんでもQ&A』 2012年1月21日閲覧）。

Weblio日本語例文用例辞書

「 袋地」の例文・使い方・用例・文例

• 彼は頭から袋地の粗服をかぶっていた。
• きめの粗い袋地でできている衣服