こう‐でんち〔クワウ‐〕【光電池】
光電池
読み方: ひかりでんち
【英】: photovoltaic cells
【英】: photovoltaic cells
光のエネルギーを直接電気エネルギーに変換することができる半導体 pn 接合素子を、並列または直列につないで、電流と電圧を得るように構成したもので、太陽電池ともいう。 現在、人工衛星の電源などによく用いられている pn 接合素子は、シリコン結晶にりんのような第 5 属元素を微量混入させた n 型シリコン部と、シリコン結晶にほう素のような第3属元素を微量混入させた p 型シリコンとを接合させたものである。光電池は無公害であり、太陽光を利用するため、再生可能エネルギーとして重要であるが、大規模な利用のための課題は素子のコストの低減であって、このためシリコン単結晶の製造方法の改善や、その他の安価な半導体の研究および開発が進められている。 |
光電効果
( 光電池 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/27 02:14 UTC 版)
注釈
- ^ JIS C 8960「太陽光発電用語」において、光起電力効果と呼ばれている。
- ^ タイトルの日本語訳は『アインシュタイン選集1』[6]およびこの書籍を参考文献としているウェブサイト[7]から取っている。
- ^ この授賞については、本来授賞理由とされるべきであった相対性理論に対して、当時(実は現代も)は懐疑的・否定的な意見(相対性理論#反「相対性理論」を参照)、あるいは新発見ではなく単なる物理学の解釈に過ぎないという意見があった事から、名目上は光電効果研究が授賞理由にされたと言われている。
- ^ 電磁気学により電磁波のエネルギーは振幅の二乗に比例することが分かっている。(振動数には関係がない)因みに、古典力学によれば、力学的波動(質点が運動する運動)のエネルギーは振幅の二乗と振動数の二乗の両方に比例する(出典:https://eman-physics.net/dynamics/wave_energy.html)
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