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髙橋大樹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 02:33 UTC 版)

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髙橋 大樹
2017年10月7日 日南市天福球場にて
基本情報
国籍 日本
出身地 大阪府藤井寺市
生年月日 (1994-05-11) 1994年5月11日(27歳)
身長
体重
181 cm
85 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 外野手
プロ入り 2012年 ドラフト1位
初出場 2014年6月18日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

髙橋 大樹(たかはし ひろき、1994年5月11日 - )は、大阪府藤井寺市出身の元プロ野球選手外野手)。右投右打。

お笑いタレントほんこんに顔が似ていることから、愛称は「ほんこん[1]

経歴

プロ入り前

小学校3年生から捕手として野球を始める。中学3年時にはAA世界野球選手権大会に出場した[2]

中学卒業後、龍谷大平安高等学校へ進学し、1年生の秋から捕手としてベンチ入りした[2]

2年時の夏は、京都府予選で同校のOBである炭谷銀仁朗がもつ1大会4本塁打にあと1本と迫る3本塁打を放ち優勝に貢献する[3]。本戦の第93回全国高等学校野球選手権大会では、外野手として出場し[3]、初戦の新湊高戦では本塁打を記録したものの、チームは1-4で敗れた。年明けの1月に右肩、肘の手術により外野手へ転向した[4]

3年時の夏は、第94回全国高等学校野球選手権大会に右翼手として出場し、1回戦の旭川工業高戦では4安打を放つも、2回戦の渡邉諒擁する東海大甲府高戦では無安打2三振に終わり、チームも2-4で敗退した[5]。同年9月に行われた第25回AAA世界野球選手権大会日本代表にも選出され、22打数10安打、打率.455の好成績を収めた。高校通算成績は43本塁打である。

2012年10月25日に行われたプロ野球ドラフト会議広島東洋カープに1巡目指名を受けた。

広島時代

打席での高橋(2017/7/28 ウエスタンリーグにて)

2013年二軍生活となり、2014年6月18日に初めて一軍昇格し、同日の対東北楽天ゴールデンイーグルス戦(マツダスタジアム)に「8番・指名打者」で一軍初出場・初先発出場を果たした。

2018年、4月30日の対阪神タイガース戦(マツダスタジアム)で、高校の先輩である衣笠祥雄の死去を受けてチームが喪章をつけて挑んだ。「7番・中堅手」としてスタメン出場し、岩貞祐太から公式戦初安打を記録した[6]

2019年、6月28日の対横浜DeNAベイスターズ戦(横浜スタジアム)で初めて1番に起用され、2打席目にはプロ初本塁打を放った[7]。シーズンを通しての1軍定着はならなかったが、過去最高となる27試合に出場した。

2021年11月3日、戦力外通告を受け、退団することが発表された[8][9]。その後トライアウトを受験するも獲得を望むチームは現れず現役を引退した。

引退後

引退後は一般企業に就職する[10]

選手としての特徴・人物

高校通算43本塁打の長打力を持ち味とし、50m走は5秒9の俊足、遠投も100mを超す[11][12]。 小学校6年時に遊びで熱中したテニスの壁当てで右手の押し込みの大事さに気付き、これが打撃の原点になったと語っている[2]

藤浪晋太郎とは中学時代から親交がある[11]

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2014 広島 2 6 6 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 0 .000 .000 .000 .000
2018 6 16 15 1 5 1 0 0 6 0 0 0 0 0 1 0 0 4 1 .333 .375 .400 .775
2019 27 48 43 5 12 1 1 1 18 3 0 1 1 0 4 0 0 11 0 .279 .340 .419 .759
2020 14 16 15 1 3 0 0 0 3 0 0 0 0 0 1 0 0 5 0 .200 .250 .200 .450
通算:4年 49 86 79 7 20 2 1 1 27 3 0 1 1 0 6 0 0 23 1 .253 .306 .342 .648
  • 2021年度シーズン終了時

年度別守備成績



外野












2018 広島 4 7 0 0 0 1.000
2019 14 15 0 0 0 1.000
2020 6 2 0 1 0 .667
通算 24 24 0 1 0 .960
  • 2021年度シーズン終了時

記録

初記録

背番号

  • 25(2013年 - 2015年)
  • 50(2016年 - 2021年)

脚注

  1. ^ 広島高橋大樹プロ初安打、大先輩衣笠さんに成長示す”. 日刊スポーツ新聞社 (2018年5月1日). 2018年6月26日閲覧。
  2. ^ a b c “龍谷大平安・高橋 身体能力抜群のスラッガー誓う50発”. スポニチアネックス. (2012年1月3日). http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/01/03/kiji/K20120103002354410.html 2012年10月26日閲覧。 
  3. ^ a b “銀仁朗2世・高橋 甲子園練習でリハーサル弾!”. スポニチアネックス. (2011年8月11日). http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2011/08/01/kiji/K20110801001322900.html 2014年2月11日閲覧。 
  4. ^ “【広島1位】高橋大樹 フルスイング身上の長距離砲”. スポニチアネックス. (2012年10月25日). http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/10/25/kiji/K20121025004405440.html 2012年10月26日閲覧。 
  5. ^ “悔しさはプロで晴らす…龍谷大平安・高橋「自分が打てば勝っていた」”. スポニチアネックス. (2012年8月17日). http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/08/17/kiji/K20120817003922350.html 2014年2月11日閲覧。 
  6. ^ 広島高橋大樹プロ初安打、大先輩衣笠さんに成長示す”. 日刊スポーツ新聞社 (2018年5月1日). 2018年6月26日閲覧。
  7. ^ “広島高橋大樹プロ1号!ベンチで“祝福の袋だたき””. 日刊スポーツ. (2019年6月28日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/201906280000769.html 2020年1月27日閲覧。 
  8. ^ 来季の選手契約について” (日本語). 広島東洋カープ (2021年11月3日). 2021年11月3日閲覧。
  9. ^ “広島、12年ドラ1・高橋大樹に戦力外に”. フルカウント. (2021年11月3日). https://full-count.jp/2021/11/03/post1152639/ 2021年11月3日閲覧。 
  10. ^ https://number.bunshun.jp/articles/-/852311
  11. ^ a b "" 2012年10月26日付朝日新聞朝刊(大阪本社13版)面(南京都)
  12. ^ “広島 衣笠2世獲った 高校43発男・高橋”. 日刊スポーツ. (2012年10月26日). http://www.nikkansports.com/baseball/professional/draft/2012/news/p-bb-tp0-20121026-1037989.html 2014年2月11日閲覧。 
  13. ^ “広島2年目高橋が1軍初昇格で即スタメン”. 日刊スポーツ. (2014年6月18日). http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20140618-1319948.html 2014年6月18日閲覧。 

参考文献

  • "" 2012年10月26日付朝日新聞朝刊(大阪本社13版)33面(南京都)

関連項目

外部リンク




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