髙田萌生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/16 04:32 UTC 版)
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東北楽天ゴールデンイーグルス #53 | |
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![]() ヤクルト戸田球場にて(2020年) | |
基本情報 | |
国籍 |
![]() |
出身地 | 岡山県新見市 |
生年月日 | 1998年7月4日(22歳) |
身長 体重 |
178 cm 83 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2016年 ドラフト5位 |
初出場 | 2018年7月29日 |
年俸 | 690万円(2021年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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派遣歴 | |
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この表について
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髙田 萌生(たかた ほうせい、1998年7月4日 - )は、岡山県新見市出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。東北楽天ゴールデンイーグルス所属。
来歴
プロ入り前
小学校3年時からソフトボールを始め、明徳義塾中学校では軟式野球部に所属した。中学3年の夏に四国大会ベスト4。高校は出身の岡山に戻り、創志学園高等学校では1年時から控え投手としてベンチ入り。2年秋に岡山県大会・中国大会の全9試合、79イニングを完投し、中国大会で優勝した。第46回明治神宮野球大会では初戦で山崎颯一郎擁する敦賀気比と対戦したが、8回5失点で敗退した。
第88回選抜高等学校野球大会では初戦で東海大甲府と対戦し、9回1失点完投勝利を収めた。2回戦の高松商戦は5失点を喫し、敗退した
3年夏の岡山大会決勝では、玉野光南を9回表に逆転し、創志学園が初の甲子園出場を決めた。この試合で創志学園は8回終了時に0-1でリードされ、9回表一死一塁の場面で難波侑平が投ゴロ併殺に打ち取られたものの、自打球でファウルだったとのアピールが通り、判定が覆ったため試合を再開。その後逆転での優勝となった[2]。第98回全国高等学校野球選手権大会では初戦で盛岡大附を打者一巡まで抑えたが、4回から崩れ5回2/3を10失点。最速152km/hを2度計測したものの、敗退した[3]。
2016年10月20日に行われたプロ野球ドラフト会議では読売ジャイアンツから5巡目で指名を受け、11月11日に契約金3500万円、年俸500万円で仮契約を結んだ。背番号は53[4]。
巨人時代
2017年は、ファームで過ごす。
2018年、7月29日の中日ドラゴンズ戦(東京ドーム)でプロ初登板初先発を果たすも、中日打線の猛攻に対し2回でマウンドを降りそのまま敗戦投手となった[5]。同年のイースタン・リーグでは11勝2敗、防御率2.69、勝率.846と最多勝・最優秀防御率・最高勝率の三冠を獲得した[6]。
2019年は先発を含む2試合に登板もプロ初勝利とはならなかった。
楽天時代
2020年、7月14日に高梨雄平とのトレードで東北楽天ゴールデンイーグルスへ移籍が発表された[7]。奇しくも高梨とは背番号が同じ「53」であり、互いに移籍先でも同じ背番号を着け続けることとなった。
2020年は一軍での登板はなく、二軍では10試合に登板し、4勝1敗、防御率5.66の成績だった[8]。
選手としての特徴
最速154km/hのキレのある直球とスライダーのコンビネーションが持ち味[9]。
その投球スタイルやフォームから各球団のスカウトからは、「松坂大輔に似ている」と評されている[10]。
詳細情報
年度別投手成績
年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | 巨人 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 15 | 2.0 | 6 | 0 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 6 | 6 | 27.00 | 4.50 |
2019 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | 22 | 5.0 | 7 | 0 | 2 | 1 | 0 | 7 | 0 | 0 | 3 | 3 | 5.40 | 1.80 | |
通算:2年 | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 37 | 7.0 | 13 | 0 | 5 | 1 | 1 | 7 | 0 | 0 | 9 | 9 | 11.57 | 2.57 |
- 2020年度シーズン終了時
年度別守備成績
年 度 |
球 団 |
投手 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2018 | 巨人 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- |
2019 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | |
通算 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- |
- 2020年度シーズン終了時
記録
- 投手記録
- 初登板・初先発:2018年7月29日、対中日ドラゴンズ14回戦(東京ドーム)、2回6安打6失点で敗戦投手
- 初奪三振:2019年6月19日、対オリックス・バファローズ2回戦(東京ドーム)、2回表にステフェン・ロメロから見逃し三振
- 打撃記録
- 2019年6月19日、対オリックス・バファローズ2回戦(東京ドーム)、3回裏に榊原翼から空振り三振
背番号
- 53(2017年 - )
登場曲
- 『Welcome to TOKYO』三代目J Soul Brothers(2017年)
- 『Angel』RYUJI IMAICHI(2018年)
- 『Pretender』Official髭男dism(2019年 - )
脚注
- ^ 楽天 - 契約更改 - プロ野球 日刊スポーツ 2020年12月8日閲覧。
- ^ 甲子園決定のはずが判定覆り涙 玉野光南、自打球判定で併殺打がファウルに 2016年7月25日配信 2019年3月17日閲覧
- ^ 創志学園・高田152キロも涙 巨人スカウト「2位までに消える」」スポーツニッポン、2016年8月14日
- ^ 創志の高田「巨人1軍投手に」 仮契約で入団決定、背番号53山陽新聞、2016年11月11日
- ^ 巨人高田、防御率27.00のスタート プロ初登板で2回6安打4四死球6失点KO 2018年7月29日配信 2018年7月30日閲覧
- ^ 2018年度 表彰選手(イースタン・リーグ)
- ^ “巨人高田萌生と楽天高梨雄平がトレード 今季2例目”. 日刊スポーツ (2020年7月14日). 2020年7月15日閲覧。
- ^ “移籍の楽天高田は現状維持「開幕ローテ」が来季目標”. 日刊スポーツ (2020年12月7日). 2021年1月29日閲覧。
- ^ http://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=column_detail&id=097-20190128-13
- ^ 【巨人】ドラ5位の創志学園・高田萌生は筋金入りの松坂マニア、対戦熱望「投げ合いたい」スポーツ報知、2016年10月27日
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 髙田萌生 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)
- 高田 萌生 (@hosei_g53) - Twitter
- 高田 萌生 (G.hoose.53) - Instagram
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